恋愛心理学~女性からの好感度アップに使える極秘テクニック~

  • 2020年8月21日
  • 2020年9月26日
  • 恋愛
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[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E9%A9%9A%E3%81%8D.png” name=”祐樹” type=”r”]待たせてごめんね。
注文しておいてくれてありがとう・・・って、俯いてどうしたの?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/ううう.png” name=”相談者” type=”l”]齋藤君・・・恋愛心理学って聞いたことあるか?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]これまた唐突な・・・ははあ、さては今すれ違った学生さんの会話のことかな。[/voice]

貴方は「心理学」という言葉を聞いたことはありますか?心理学とは心あるいは精神、意識や行動を研究する学問のことです。
大学で行われる学問の一つとして、はたまた流行した本のジャンルとして、幼いころ友人間で行った心理テストとして、少なからず耳にしたことがあるのではないでしょうか。

心理学については、古くは人間や動物などの生物について精神や精神の現象を問う学問でした。
しかし、現代では一般的な心理学のほかに社会心理学や医療等の多数の分野へ領域を広げ多くの人の心を救う私達の生活に密接した学問の一つなのです。

中でも「恋愛心理学」は社会心理学の中に新しい分野として生まれ、恋愛に関する事柄にスポットを当てています。
男女の恋愛に対する価値観の違いや心の距離の詰め方、人が恋愛に対して思うこと等を心理学を主な柱としながら、生物学や社会学等の様々な観点から日夜研究されています。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker-1.png” name=”祐樹” type=”l”]「恋愛心理学」は近年大学で講義されることも増えてきているくらい注目されているんだよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/あああ.png” name=”相談者” type=”r”]大学の講義で!?なんで俺が通っていた頃にないんだよ・・・ずるくね?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker-1.png” name=”祐樹” type=”l”]あはは、私もちょっと羨ましいと思ったよ。じゃあ、今日はそんな君にとっておきの話をしようかな![/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/えふがお.png” name=”相談者” type=”r”]齋藤君、頼れる友よ・・・![/voice]

今回は恋愛心理学を用いたテクニックの一部をご紹介します。
これらは恋愛に限らず、日常生活やビジネスでも使えるとても便利なものなので、是非普段から意識してみてください。

 

目次

いくつある?恋愛心理学によるテクニック

さあ恋愛心理学を学んでみるぞ!と思った時に、一つ気になることがありました。
一体、恋愛心理学によるテクニックがいくつあるのか、と。

またテクニックに関して、「心理学で何となく聞いたことあるやつがもしかしたら使えるかも・・・」と発想される方もいらっしゃれば、「全くこれっぽっちも分からない!」と思われる方もいらっしゃるかと思います。

そこで、まずは大まかに3つのテクニックに分けてご紹介させていただきます。

五感や内面、心理に関するテクニック

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]それじゃあまずは、僕が見聞きしたことのあるテクニックを、大まかに分けて一覧にしてみるね。
一番多いのは感性や心に働きかけるようなテクニック達だよ。[/voice] [box class=”green_box” title=”五感や内面、心理に関するテクニック”]
  • ミラーリング
  • ゲインロス効果
  • 好意の返報性
  • 初頭効果(第一印象)
  • 親近効果
  • スリーセット理論
  • ザイオンスの法則(ザイアンスの法則)
  • 自己開示
  • 自己開示の返報性
  • パーソナルスペース
  • アイコンタクト(視線のコントロール)
  • 両面提示・片面提示
  • 希少性の法則
  • 仮眠効果
  • 自己是認欲求
  • アンダードッグ効果
  • 認知的不協和理論
  • ボッサードの法則
  • ベンジャミン・フランクリン効果
[/box]

言葉などを用いるテクニック

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”l”]次は言葉や声などを使ったテクニックだよ。営業マンなら聞いたことがあるものもあるかな?[/voice] [box class=”pink_box” title=”言葉などを用いるテクニック”]
  • フットインザドア
  • ドアインザフェイス
  • ダブルバインド(二重縛り・二重拘束)
  • ウィンザー効果
  • カクテルパーティー効果
  • ツァイガルニク効果
  • メラビアンの法則
  • Yesの法則
[/box]

状況によるテクニック

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]最後は状況や流れを上手く使ったテクニックだよ。実体験の中に覚えがあったりするかな?[/voice] [box class=”yellow_box” title=”状況によるテクニック”]
  • 吊り橋効果(吊り橋理論)
  • ランチョンテクニック
  • ピーク・エンドの法則
  • ロミオとジュリエット効果
  • 近接の要因
  • カリギュラ効果
  • 黄昏効果
  • 嫉妬のストラテジー
[/box] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”l”]複数に属するものもあるけど、大雑把にはこんな感じかな。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/ううう.png” name=”相談者” type=”r”]多っ!!えぇー・・・俺覚えられない、無理かも・・・。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”l”]いやいやいや、これ全部を詳細に知識を身に着けて意識出来ている人はそんなにいないからね・・・。[/voice]

今回ご紹介するにあたり改めて記憶を頼りに調べてきましたが、少し調べただけでもこれだけのテクニックの量が挙がりました。
有名なテクニックとして知られるものの、これらはテクニックの一部でありすべてではありません。

心理学の歴史の重みや知識の奥深さ、理を探求する人々の熱意を感じますね。

とは言え先程も話した通りこれらを網羅し身に着けるのは難しいので、今回は恋愛以外の場面でも応用出来て、やりやすいテクニックを以下にお伝えしていきたいと思います。

テクニックの一部を読んで他にも気になるようでしたら、上記のテクニックのワードを調べてみてくださいね!
意外な場面で無意識にやっていた、なんてこともあるんですよ。

 

恋愛は必然の賜物?モテる人は“偶然”を作り出している

女性が相手を意識したきっかけとして話してくれる理由の中に、こんな回答がありました。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-7-2.png” name=”A子” type=”r”]今気になっている人はねー、いつも会社着いたら挨拶してくれるんだけど、その時一緒に服装とか髪型とか褒めてくれるのが嬉しいんだ~!
だからつい、朝いるかなってそわそわしちゃう(笑)[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-7-1.png” name=”B子” type=”l”]仕事の締切が迫っていて焦ってミスをしそうになったんです。
その時に的確にフォローしてくれて、私の頑張りを認める言葉を貰ったらコロッと(笑)
仕事はやり遂げられましたが、それ以降意識しっぱなしです・・・。[/voice]

皆さんはこれらの出来事について、偶然だと思いますか?それとも意図的に、偶然を作り出したと思うでしょうか。
勿論例外はありますが、これらは偶然の産物ではなく必然の賜物になります。

例外に当たる天然物のレディキラーな男性もいらっしゃいますが、多くの方は相手に好意を持っているからこそ下心が生まれ、理由に基づき言動を起こすと思います。
仲良くなりたい、気に入られたい、自分が意識するように相手にも意識してもらいたいですからね。

そうは思っても世の中の草食系男子達は、まだまだ恥ずかしさや勇気が出ずに、偶然が起きてくれれればなーと受け身の姿勢にいるのではないでしょうか。

私も身に覚えがありますが・・・当然ながら、イベントが偶然起こるのを待っていることは、運に左右される分あまりにイベントの機会が少なすぎるのです。
ただでさえ環境、職種、インドアかアウトドアか、趣味等々、人により出会いや交流の場が様々で機会の数に差が生まれてしまうのに。

意中の相手の心理に働きかける言動を意識的に起こすことで、恋に落ちるきっかけや恋愛の発展に繋げていくこと。
その為には自分で機会を作っていく、つまりアプローチをする・アクションに起こすことが恋愛においては必須であり、恋愛が必然の賜物だといえる理由です。

何もしない、何も言わない無表情で無感情な主人公が、ヒロイン達に取り合われる男にはなり得ません。
恋に落とす何かしらのテクニックを無意識化だとしても使うからこそ、彼の魅力に彼女たちはメロメロなのです。

 

初めましてから3回目までは特に注意!初頭効果とスリーセット理論

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]ここで1つ問題だよ。次に挙げる2人の男性の内、女性に「この人はナシ!」と判断されるのはどちらだろう?[/voice] [aside type=”boader”]どちらの男性がナシと思われる!?2択クイズ

①初対面の時は髪や肌、表情などの印象は良かったが服に少しだけ皺があった。2回目、3回目に会うときは服に皺がなく、全体的に清潔感がある身だしなみだった。

②初対面の時は髪が少しぼさぼさだが、他は問題なかった。2回目はズボンの裾の汚れ以外は問題なかったが、3回目は急いでいたのか全体的にだらしがなく感じた。[/aside] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]ええーっと・・・どっちも少し抜けているところがあるけど、強いて言うなら②の人がナシ、かな。[/voice]

この問題に少しでも首を傾げた方、相談者のように「強いて言えば」とはっきり答えられなかった方、今まで女性と出会った際に勿体ないことをしていたかもしれません。
②の男性は多くの女性から「ナシ」と判断されると断言できますし、美意識の高い女性が相手ならば恐らく二度と会ってもらえないでしょう。

何故なら「第一印象」を大切にせず、その後のチャンスをふいにしているからなのです。

出会って6秒で決まる!?初頭効果(第一印象)とは

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/ううう.png” name=”相談者” type=”r”]ろ・・・6秒?あれっ、俺の聴力下がったかな。6分とかの間違いじゃないの?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”l”]残念ながら君の耳は正常なんだな・・・。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/ううう.png” name=”相談者” type=”r”]たった6秒で第一試合が終わる、だと・・・!?[/voice]

6秒、この短さをすんなり信じられる人はどのくらいいるのでしょうか。
少なくとも私は幾度か自分の目や耳が間違っていたんじゃないかと、かつて相談者さんの様に思っていました。

例えば待ち合わせをして、「お待たせ~」と駆け寄る間に

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-7-3.png” name=”C子” type=”l”](あー・・・思ってたのと違う。ナシかも~・・・。)[/voice]

と、判断されている可能性があるわけです。
まだ「おはよう」も「今日は楽しもうね」も「今日の服装、とても似合っているよ!」も言えていません。

初頭効果」とは最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす現象のことを言いますが、この効果によって人や物などに対し第一印象が根強く残ってしまいます。

近所で怖いと噂のおじさんが烈火の如く同級生に怒る場面を初めて見て以来、そのおじさんに近寄れなくなってしまったり、初めて食べたピーマンの苦みが強く記憶に残っていて、大人になっても苦手意識があったり。
最初が肝心とはよく言ったもので、それ程までに最初の印象は重要なのです。

第一印象については、こちらの記事で身だしなみの整え方と一緒に触れていますので、宜しければ合わせてお読みください。

彼女が出来たことのないアラサー男子が好かれるための方法とは!

また、初頭効果と対になる効果として「親近効果」というテクニックもあります。
こちらは初頭効果とは逆に最後に与えられた情報が前の情報に影響を及ぼす効果で、関心が高い相手に対して特に効果を発揮します。

ある程度好感度が高い相手には、後述する「ピーク・エンドの法則」と合わせて利用するといいテクニックかもしれません。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]ちなみに、第一印象って見た目だけじゃなくて、言葉や音も大切なんだ。
実際に顔を合わせなくても、文章や声で人物を思い浮かべたり想像させることでも印象って変わるんだって。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]それってつまり、SNSの文章や自分の顔のアイコン画像も対象ってこと?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]そうみたい。インターネットから始まって遠距離恋愛を経て結婚した人は、最初文章と声だけで恋が始まった訳だね。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”l”]実際に会う時に注意は必要だけど、そういう出会いなら内面から見てもらえそうだな。[/voice]

気を抜いたらダメ!スリーセット理論とは

初対面は良かった人も、またあまり良いとは言えなかった人も、まだ安心出来ませんし勝負を投げることは早計です。
門前払いされるような激辛の評価を受けた訳でなければ、第一印象をリカバリーすることが可能かもしれないのです。

そのテクニックのことを「スリーセット理論」と言います。
人は相手と出会ってから3回目までに印象を決定づけ、固定されると変化しにくいといった理論で流れは以下のようになります。

[aside]スリーセット理論とは

1回目:初頭効果(第一印象)
この人はどんな人なんだろう?
2回目:再評価
前回思ったことと変わりないかな?もしかしたらちょっとイメージ変わるかも。
3回目:最終評価及び固定
不愛想だと思ったけど緊張してるだけで、実は同じお笑いが好きな面白い人だった![/aside]

つまり、1回目に少し失敗したとしても、ギャップや言動等の様々なテクニックを駆使すれば3回目まではチャンスがあるのです。
逆を言えば何もしなければ挽回は出来ないし、初対面が良かったとしても再評価の際に気を抜くとマイナスの評価をされるとも言えます。

加えて3回目以降は、余程強い印象を与えるような情報でなければ再評価されないことが殆どと言っても過言ではないでしょう。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/ううう.png” name=”相談者” type=”l”]プレッシャーがとんでもないんだが・・・。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]ま、まあ落ち着いて。何をもって悪い評価を受けるのかは相手によるから、あまり見えを張らずにある程度自分に素直になった方がいいよ。
勿論、相手に不快感を与えない為の最低限のテクニックを意識した上で、だけど。[/voice]

 

ライバルと差をつける!非言語コミュニケーションに強くなるテクニック

上司にミスを指摘され、次は留意しなさいと言われた時のことです。

「次は気をつけなさい!」と語気を強め、命令形の様に大きな声で言われる場合。
「次は気をつけましょうね。」と言葉を選び柔らかで、大き過ぎず小さ過ぎない音で言われる場合。

上記の二択であるのならば、誰しも断然後者の方が気分よく受け入れられることかと思います。

例に挙げた後者の上司は言語以外に様々なポイントに気を配り叱咤しているのですが、皆さんはお分かりでしょうか。

次は相手に気持ちを届けたり相手の思いを察する為に不可欠なテクニック、「非言語コミュニケーション」についてお話します。

これが出来る男性はかなりポイントが高く好かれやすいですし、パートナーがいる方は円満な関係を築けている方が多いとか。
生涯役立てることが可能と言っても過言ではないテクニックですので、必見ですよ!

察する男が恋愛市場をリードする「非言語コミュニケーション」

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-9-1.png” name=”A子” type=”r”]何でわたしのこと分かってくれないの!・・・もういいっ![/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2020/04/男性A.png” alt=”” width=”260″ height=”260″ class=”alignnone size-full wp-image-6076″ name=”D男” type=”l”]ま、待ってくれ!・・・くそっ、どこで彼女の地雷を踏んだ?心当たりがないんだが・・・。[/voice]

男女間のすれ違いや喧嘩の原因の多くは察することが出来ない、話をすることが出来ないの対になる問題かと思われます。

そもそも男性は視覚情報で判断するものの察する能力が乏しいのは、種の保存の為と考えられています。
生き物として種族を繁栄させるために、健康で魅力的な容姿体系かを考えていったからですね。

高齢世代は気にされる方がいらっしゃるかもしれませんが、お見合い相手のお嫁さんにむかえた人の決め手は、お尻が大きくどっかりとした安産型だったからと話す方がいらっしゃるのではないでしょうか。

この様に、種の存続の為に視覚から得られる解りやすい条件を注視しているのです。

それに対し女性は脳や記憶、心を重要視しています。
こちらも種の保存の為、自分と子どもを守ってくれる相手なのか、と生き物達は考えてきた訳ですね。

故に人間においてもどれだけ自分に気を遣ってくれたか、大切にしてくれているか、相談などにのって支えてくれたかと視覚以外を重要視しています。
それが、程度の差はあれど「何も言わずとも自分の気持ちを理解してほしい」と、気遣いや共感、察して言動に起こして欲しいと思うことに繋がっているのです。

となりますと、表情や仕草、声のトーンや言葉の裏にある本当の気持ち、これらを上手く読み解けず当然「察してよ!」と喧嘩になってしまいますよね。

女性側も男性の性質に理解を示して歩み寄って欲しいところですが・・・お互いの性別としての性質を知らないと難しい問題でしょう。

だから気遣いや共感、察することが出来る男性がモテますし、それが完璧にできなくても、相手の本当の気持ちや状況を理解しようと努める姿勢を持つ男性が勝負を制するのです。

印象は操作出来る?メラビアンの法則

初頭効果(第一印象)、スリーセット理論をクリアし、且つ継続的に相手に好印象を与える為のテクニックが、心理学者のアルバート・メラビアンが提唱する「メラビアンの法則」です。

普段私達が他人と会話をする際は内容に意識を配っていると思われがちですが、実は話の内容よりも相手の表情や仕草、話し方や態度の方に比重を置かれています
その割合は、表情や仕草等の外見に対して55%声のトーンや言葉の選択等の話し方に対して38%、残る7%が話の内容となっており、上記でお話した「非言語的な要素」の方が大切だったのです。

非言語コミュニケーションは五感を通じて行われますが、大切にするべきポイントは以下の3つとなります。

[aside]特に重要なポイント3つ

言語・・・言葉遣い、言葉自体や言葉尻の選択など
視覚・・・表情、仕草、髪型や服装等の身だしなみなど
聴覚・・・声のトーンやボリューム、話すスピード[/aside]

言語

語気や語尾、言葉自体がきつい印象のものを選んでいないか、下品な言葉を使わないか、が意識されています。
例えば体験談を話している時、直接相手女性に言った訳でなくても「~しろって言ったんだよ」ではなく「~してって言ったんだよ」と実際には「~しろ」と言ったとしても伝える時に「~して」、と変えた方が柔和に聞こえます。

もし気の弱い女性が相手だとしたら、「自分が何かした時に、この人は命令形できつい言い方をするのかな」と不安にさせてしまいますからね。

些細な違いが大きく印象を変える可能性があることに注意です。

視覚

都度出てくる身だしなみは勿論重要ですが、表情や仕草などのコミュニケーションも同じく重要です。
寧ろ女心を理解する為の下準備として男性に意識してほしいポイントだと、私個人としては思います。

例えば女性が聞いてほしいことを話している時に、物凄く正直につまらなそうな顔をしてしまったとします。
更に無意識に退屈だとアピールするように、髪の毛の先を弄ったり携帯を見たりしてしまったとします。
それに彼女が気付いてしまったら、きっと彼女はこう思うでしょう。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-6-1.png” name=”A子” type=”r”]わたしの話、退屈だったんだな・・・話の内容か、それともわたしに興味がないのかな・・・?[/voice]

その瞬間、貴方は話を聞いてくれない人、共感してくれない人、分からない内容でも興味を持つ努力をしたり自分を想って相槌を打ってくれない不誠実な人、とレッテルを貼られてしまうかもしれません。
会話が出来ない、盛り上がらない人と思われると、次にお茶に誘ってもまた今度と体よく断られてしまうかも。

表情や仕草は好意も嫌悪も伝わり、読み取られてしまいます。
目は口程に物を言う」ので、言葉にしなくても気持ちを伝える手段があること、女性は特にその能力に長けており求めていること、を改めて意識するだけで大分変わってきますよ。

聴覚

怒鳴っているような低く鋭い声、小さくて早くて聞き取り難い声など、特に電話越しで相手が怒っていそうだとか不機嫌なのかとか、声だけで感情を判断した経験、1度はあるのではないでしょうか。
本人は特に怒っている訳ではないのに何故か誤解されることが多い・・・この様な状況は聴覚による作用が原因だったのです。

とは言え生まれ持った声質を変えることは難しいので、言語や視覚を駆使しつつ、なるべく温和な響きをと心掛けることからはじめてみては如何でしょうか。
コツは高音過ぎず、低音過ぎず、速く伝えようとするのではなく一音を正確に発することと、文末はゆっくり目を心掛けることです。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]普段全然意識したことなかったけど、よく思い返してみれば「この言い方が嫌だった」とか、怒られた時に考えてたな。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]私は相槌を頑張ってた時に返事をすることにいっぱいで表情がついていかなかった時、当時彼女だった妻に「体調悪いの?」って心配されたなあ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”l”]察して優しさをくれるのって、嬉しいことだもんな・・・俺だって顔を気にせず毎日笑顔で挨拶してくれる子に会うと嬉しいし。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker-1.png” name=”祐樹” type=”r”]お、良い気付きを得たね。じゃあ次はこんなテクニックがあるよ![/voice]

 

お返ししたくなるのが人間の性?2つの返報性を使ってみよう

バレンタインや誕生日のプレゼント、旅行のお土産を貰った時に大半の方は嬉しさと同時にこう思うはずです。
「ああ、お返しをどうしようか・・・。」と。

実はこれも人間の心の内に無意識に作用してしまう心理の一つだったのです。
特に日本人は礼儀を重んじますから、この心理がより強く心に働きかけてしまうのかもしれませんね。

好意の返報性とは

普段意識しておらず、仲良しメンバーの一人と思っていた相手に告白されて「好きかも・・・?」と考えてしまうこの現象、これもテクニックの内の一つです。
まあ・・・悲しいことにあまり経験がないことですが、ドラマや漫画にも多い場面なのではないでしょうか。

好意の返報性とはその字の如く、人から「好き」や「愛している」といった好意を伝えられると、同じように「好き」や「愛している」と返したくなるというものです。
これは、人が何かをしてもらったら何かを返したくなる心理の応用となります。

使用できる条件としては相手と最低限のコミュニケーションが取れていること(自分のことを知っている状態)ですが、第一印象や身だしなみなどをある程度クリア出来ていれば問題ないかと思われます。
様は相手に自分とコミュニケーションを取ってもらえる状態であり、多少興味を持ってもらえていればOKです。

相手に不審がられている、自分とコミュニケーションを取る意思が感じられない・・・など、好意的に思われていない状態では使えませんので、注意してください。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”r”]あ、あのさ・・・相手との関係性に問題がなかったとして、その・・・いきなり好きって言っていいものなの?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”l”](同じ勘違いをしたな~・・・)気持ちを伝えることは直ぐにしなくて大丈夫だよ。

まずは親しい話や気配りをしたり、相手を褒めたり、ちょっとした贈り物とかで少しずつ好意を伝えることから始めよう。[/voice]

ザイオンス効果(単純接触効果)を活かそう

ザイオンス効果とは、第一印象が良ければその人に好意を抱くような心理をもつことを言い、一度だけ長時間一緒にいるよりも、複数回接触した方が強く作用します。
女性は心の繋がりやマメな気遣いにより相手の愛情を感じ、内にある愛情を深めていくものなので、沢山機会を作って接触回数を増やしましょう。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]「取引先の人に美味しいお店を教えて貰ったから一緒に行こう」とか、「この間話してたおすすめの映画、他に何があるか教えてくれると嬉しい」とか、相手が好きそうな話題だとより好感触が得られそうだよ。[/voice]

自己是認欲求を満たそう

自己是認欲求とは、所謂自己肯定欲求のことです。
誰しも自分を認めてもらいたい、自分を良く評価してもらいたいと、自尊心を高めたいと思っています。

これは他人からの賞賛で満たされる欲求であり、自分だけでは満たされません。
故に、この欲求を満たしてくれる相手を人は好きになってしまうのです。

言葉やトーンなど褒める際にセクハラ等ど取られないよう気を付けることはありますが、積極的に且つ具体的に相手を褒めましょう。
特に相手が頑張っていること、気をつけているところを褒められると「わたしのことちゃんと見てくれているんだな」と好意を抱いてくれるかもしれません。

自己開示の返報性でお互いを知ること

相手と仲良くなる為には、相手のことを知らないといけませんね。
返報性の応用は、自己開示でも利用出来てしまいます。
「私は〇〇が好きなんです。」と聞くと、「そうなのですか。私も○○が好きでして。」と話題が膨れるのも、開示されたことに対してこちらも開示をと思う心理が作用されているからです。

この自己開示の返報性により人間関係を深めていっている訳ですが、何気ない日常の中で、知らなくても私達はテクニックを用いてコミュニケーションを取っていたのだから驚きます。

自己開示とは、自分をよく見せるのではなく欠点や自分の考え・気持ち、生い立ちや趣味などの個人的な情報を他者に知らせることを言います。

嘘偽りなく伝えることはポイントの一つですが、相手の都合を考えずに一方的に自己開示を行ってはいけません
初めましての人に対し、極めて個人的な(例えば実家の両親が休日にしていることなど)ことを突然言われても、相手が対応に困っていまいます。

自己開示は相手との関係性を構築する中で適切に、徐々に行い、仲を深めていきたいものです。

 

営業マンは知らずに身に着けているかも?言葉を用いるテクニック

これからお話するのは営業で使われることが多いテクニックなのですが、これらは恋愛にも応用しやすく上手く使うことで心の距離をぐっと縮めることも夢ではありません。
少し難しいかもしれませんが、恋愛や日常に取り入れられるとかなり便利ですので是非積極的に挑戦してみてくださいね。

ハードルを操り懐に入る、フットインザドア⇔ドアインザフェイス

「こんにちは、チェーン越しにお話しだけでも聞いてもらえませんか。」や「〇〇では無理だとしても、××では如何でしょうか。」などの言葉は、実は相手の懐に入る為のテクニックの一つです。
祖父母や母が玄関にセールスと並んで腰を掛けて話をしている姿を見て、「あれ?さっき外にいなかったっけ・・・」と不思議に思った記憶がある人もいるのではないでしょうか。

相手にすることを嫌がられるはずの訪問販売員とつい話してしまう、というのは彼らの術中にハマったからなのです。

小さな要求からステップアップ「フットインザドア」

このテクニックは段階的要請法とも呼ばれており、まず小さな要求を呑んでもらい徐々に大きな要求を承諾させていくといった手法になります。

人間には一度決めた事柄や起こした行動、信念などを貫きたいと思う「一貫性の原理」という心理があり、この作用を巧みに利用したテクニックです。

例えば入社式で出会って間もない相手をいきなりデートに誘うことはハードルが高いですが、昼食や仕事後の食事であれば相手も乗りやすく、回数を経ることでその後数時間のデートに繋げやすくなります。
この様に段階的に要求レベルを上げていくことを「フットインザドア」といいます。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]「足を入れることができたら勝ち」という、セールスマンの言葉が由来なんだ。[/voice]

大きな要求からステップダウン「ドアインザフェイス」

初対面の相手にいきなりデートにいきましょうと誘ったら、素性を知らないからと大半は断られることでしょう。
しかし、このテクニックの真意は断られた後にあります。

誘いを断ったら、少なからず申し訳ないな、と罪悪感を抱きますよね? 断られた後により小さな要求を伝えるのです。
そうすることで、例えばデートが無理なら連絡先を教えてくださいと言ったのならば

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-8-1.png” name=”A子” type=”l”]デートに誘って貰ったことは断ってしまったから・・・これくらいなら。[/voice]

と、了承を得られる可能性が高いのです。
フットインザドアとは対照的な手法で、こちらは敢えて大きな要求を提示し断られた後に要求するハードルを下げ、次の要求を呑ませ易くするテクニックとなります。

どちらの手法も相手や状況を考慮して、不快感を与えないように、目的を果たすことを念頭に時間をかけて行いましょう。

また、上記のテクニックとは異なりますが「一貫性の原理」に基づいた上で怒りの感情のコントロール方法(アンガーマネジメント)を用いたモテテクニックを紹介している動画がありますので、良かったら見てみてください。

この仮メンタリストえるさんはチャンネル登録者数38万人を超え、書籍も販売2週間で25,000万部を突破した、今やメンタリストDaiGoさんに並ぶ程の人物です。
この6秒置くマネジメント方法が本当に効果てき面なんです!

また、下記にえるさんが非常に感銘を受けた動画も併せてご紹介します。

私も気が付いたら拍手をし、目頭を熱くし心を震わせてしまう程、素晴らしい内容の講演でした。
きっと心の支えになること間違いなしのお話です。

用法を守れば頼れる男!ダブルバインド

ダブルバインド」とは2つの矛盾した情報を渡すことで相手に板挟みによるストレスをかけ、承諾しなければならない状態を作り出すことを指します。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker-2.png” name=”祐樹” type=”r”]子どもの頃、家のものを壊しちゃって「怒らないから正直に言いなさい」って言われたことなかった?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/あああ.png” name=”相談者” type=”l”]あー、あったあった!結局めちゃくちゃ怒られるあれな・・・理不尽だよなあ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]それが「ダブルバインド」なんだよね。[/voice]

子どもの頃に体験した嫌な思い出の一つや、お子さんについ言ってしまった苦い記憶がある人がいらっしゃるのではないでしょうか。
「ダブルバインド」とは二重縛り・二重拘束とも呼ばれ、世間的にはあまり良い印象でないテクニックです。
しかし、このテクニックをポジティブに応用出来ると、恋愛でもビジネスでも絶大な効果を発揮します。

それは良い前提を元にした2つの情報を与えることにより、どちらを選んでもその前提にたどり着くという手法となります
ポジティブなダブルバインドにおける重要点は、相手が自分で選んだかのように思わせておいて、実はこちらが選んでほしい結論はすでに前提として決まっていた、というものです。

例えばデートの誘いを了承してもらう、という目的であればこの様に誘うと高確率で了承してもらえます。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2020/05/男性B.png” name=”男性E” type=”l”]次のお休み、ショッピングモールか映画館に行かない?[/voice]

この問いかけは「出かけ先は選べるが出かけないという選択肢はない」ようになっています。
つまりデートにいくことを前提とし相手にAかBかを選択させ、目的を果たしてしまったのです。

もし判断することが苦手な子が彼女だったとしましょう。

彼女が好きな食事の系統のリサーチは必須ですが、イタリアンか和食どちらがいい?と問いかけます。
その問いかけであれば彼女も二者択一で選択がし易くなりますし、自分に判断を委ねてくれた、自分を優先してくれたと考えます。

デートの行先に悩んだ際も「こうしてスマートに提案してくれる頼れる人なんだわ!」とも思ってくれるかもしれません。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]優柔不断さは基本的にはマイナスに映るから、こうしたやり易くて成功率の高いテクニックは有難いね[/voice][voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/えふがお.png” name=”相談者” type=”l”]そうだな。ストレートに「デートしてください!」って言うより断然言いやすい![/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker-1.png” name=”祐樹” type=”r”]私も今度妻と出掛ける時に使ってみようかな。[/voice] [box class=”blue_box” title=”参考:Twitterから生まれた一人の恋愛コンシェルジュ”]

ラブホの上野さん、という方をご存じでしょうか。
某ラブホテルの店長さんなのですが、彼がTwitterで悩める一般人の恋愛相談に冷静かつ的確なアドバイスをしたところ、そのテクニックが大変話題となったことがありました。
その後コミックフラッパーで漫画化されたり、本郷奏多さん主演のドラマ化にもなり、多くの人が知ることになったと思います。

現在もTwitterやマイナビウーマンなどで恋愛に関する様々なコラムを書かれていたり、相談に対しアドバイスをされている凄い方なのです。

上記のフットインザドアやダブルバインドについてもっとイメージを深めたい、と思われましたら是非上野さん原作の漫画やドラマを見てみてください。

 

漫画は9巻、書籍は3冊、ドラマはSeason 2まであり、長く濃く試し見つつテクニックを学べます。
どれも例がありコミカル且つ非常に解りやすいのでおすすめです。[/box]

 

女性のテクは男性がやっても効果がある!試してみたいテクニック集

以下に紹介するのは主に女性が使うイメージのあるテクニック達ですが、勿論男性が使っても効果があります。
どれも簡単なテクニックなので、やれそうだなと思ったものがあれば是非試してみてください。

親近感が湧いてしまう、ミラーリング

相手の言葉や仕草を真似て、気の合う相手を演出することを「ミラーリング」といいます。
関係性が浅ければ相手に合わせて無難にする意味合いだったり、意中に相手には距離を縮めたり好意に気付いてほしい気持ちから行われます。
これにより親近感や安心感を持たせたり、相手に好感を抱かせることが可能です。

女性は共感されると嬉しいものですが、過度だったりあまりに不自然でバレるようなやり方は逆効果なので程々にしておきましょう。

いつの世もギャップに弱い、ゲインロス効果

雨の日に不良が捨て猫を撫でて会話をしている場面や、誰に対してもクールな委員長が自分だけに女性らしさのある無邪気な笑顔を向けてくれた、など。
漫画やドラマの世界では伝統入りのこのシーン達にもテクニックが作用していました。

ゲインロス効果」といい、良い意味によるギャップを作り、その魅力で再評価のきっかけを作る手法です。

高嶺の花だと思っていた人気受付嬢が実はビールが大好きだった、とか自分に近い部分を知ると親近感が生まれますし、その人の意外な一面を知った特別感が得られます
王道であることは即ち好意的に受け取られやすいということですので、良いギャップを作ってしまいましょう。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/えふがお.png” name=”相談者” type=”r”]齋藤君、例えば俺だったらどんなギャップがあったら驚く?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”l”]そうだなー・・・実は野球が上手くて、バッティングゲームで全球返してたらびっくりするかも。体格がしなやかな鍛えられ方だったりとか。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/ううう.png” name=”相談者” type=”r”]だよなあ・・・俺って運動のイメージないもんな・・・。[/voice]

きっかけは吊り橋効果

心理学の実験で実証されたもので、吊り橋の上のような不安や恐怖を感じる場所で出会った人に対し、恋愛感情を抱きやすくなる現象を言います。
今にも落ちてしまうのではないかという不安感からくるどきどきのように、普段より緊張感が高まり心拍数が上がったことを、恋愛のどきどきに錯覚してしまうことですね。

恐怖や不安を一緒に体験したり、どきどきすることを共有することで起こる現象なので、身近に吊り橋効果を起こす手段としては一緒に運動をすることや、定番ですがお化け屋敷に入るなどが挙げられます。

デメリットとしてはきっかけにはなり得ますが一過性のもので長続きはしない為、その後のアプローチが大切になります。

飲食店で接待する理由、ランチョンテクニック

何故共に食事をすると商談が成立するのか、不思議に思っていた時期があります。
会社のお金で食べたいものを食べに行ったんじゃないのか、と正直なところ思っていました。

食事の場で商談が成立しやすいことには要因があり、一つ目にお互いがリラックスして過ごせる場であること、二つ目に神経が食事に集中する際に判断力が鈍ることがあります。
そこにもちゃんと、心理学のテクニックを用いた理由があったのです。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”l”]難しい交渉をしたり、気になる相手をディナーデートに誘うのは、食事の場を利用して承諾を得たり距離を埋める為なんだな。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]ただし、食事前の空腹時は成功率が一番下がるみたいだから、話のタイミングには注意が必要だね。[/voice]

最も簡単で手軽なのに効果抜群!アイコンタクト

明るい表情で目を見て対応する人は、男女問わず親しみやすくて魅力的で、好意的に思いますよね。
視線(アイコンタクト)とは相手に好意を示す最も手軽な方法でありながら効果が高く、且つ他のテクニックに使いやすい基本的な手法なのです。

相手の目を見るということは相手のリアクションや体の動きの変化を伺っていることで、相手に注目しているという気持ちの表れです。

その変化に気付ければ、相手がどんなことを考えているか、何を欲しているのか、その場合はどう行動した方がいいかなど、相手の求めるものを察しやすくなります

最初の内は恥ずかしさが勝ると思いますが、恋愛に限らずビジネスや友人間においても気遣いの出来る親しみやすい人と認識してもらえるので、目を見ても恥ずかしくない家族や友人から練習してみてください。

デートプラン立てる時に外せない、ピーク・エンドの法則

心理学者であり行動経済学者のダニエル・カーネマン氏が提唱した、「人間はあらゆる過去の経験の良し悪しを、ほぼ完全に「ピーク(最も感情が動いた時)」時と「エンド(一連の出来事の終わり)」時の感情がどうだったかで決める」という法則があります。
極端なことを言いますと、このピークとエンドの記憶だけで、印象が大きく左右され、とある経験について全体的な印象が決定されてしまうということです。

つまりは、この法則を押さえて行動をすることにより、相手の記憶に出来事や感情を強く印象付けられるということになります。

この手法を応用しているのが、かの有名なディズニーリゾートです。
何時間もアトラクションに並んだのに乗っている時間はものの5分・・・数十分のショーの為に開園からお昼過ぎまで場所を取る、など。
待ち時間に対して不合理で、人によっては勿体ないと思われる時間の使い方を好んでしてしまうが不満が少ないことも、この「ピーク・エンドの法則」を応用しているからなのです。

長く並んだけれど、道中はお話に沿って笑ったりどきどきし最後にはスカッと爽快感があるアトラクションが楽しめます。
だから、乗り物から降りてきた後に待ち時間に対する不満を口にする人よりも「楽しかった!」の一言を発する人が多いのです。

長く待ったけれど、お目当てのキャラクターやダンサーが素敵なショーを披露してくれ、楽しいだけでなく思い出の写真が手元に残ります。
だから、ショーを見終えて「最高だった!」と感想を言い合う人が多いのです。

彼らの記憶には長く並んだ記憶よりも楽しかった、最高だったというアトラクションやショーの記憶が強く印象に残るのです。
並んだ時間の話をする人は、恐らく少数に収まるでしょう。

経験した時間の長さではなく、良い記憶として残るかどうかが思い出の評価につながるのがこの法則ですから。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”l”]だから皆何度も遊びに行くんだな。楽しい記憶が沢山あるから。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]ちなみに、途中で列の混雑が緩和されたり、誕生日にキャストさん達に声を掛けて貰えるということも、良い評価に繋がっているんだって。[/voice]

デートも勿論この法則に当てはめ、ピークとエンドを良くすると上手く行きやすく、次に繋がる可能性が高まります。

ピークには一番盛り上がりたい場面にメインとなるイベントを設けます
映画や夜景を見たり、雰囲気の良いレストランに行くなどが挙がりますね。
その際にプレゼントを用意したり、事前に予約を済ませるなどの工夫があると尚良いでしょう。

そしてエンドは別れ際に気持ち早めにデートを切り上げたり、お礼の一言を伝えます

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]えっ、なるべく相手と少しでも長く一緒にいた方がいいんじゃないの?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]それは駆け引きとしてはあまり良くなくて、エンドの印象を薄くしてしまう可能性があるんだ。[/voice]

飽きるまで一緒にいて「もういいや」と思われるよりは「もっと一緒にいたいのに・・・」「また会いたいな、次が楽しみ」と期待や希望を抱いてもらえるので気持ち早めの解散がおすすめなのです。
約束の時間を守ることや、だらだらと時間を過ごさないという面も好印象を与えられますし、万が一にもその後に失態を犯すリスクをなくせます。

ピークを活かしきるためにも、エンドの引き際の良さは大切なのです。

とは言え、いきなりピークとエンドのどちらも考えて動くのは難しいので、まずはエンドから意識してみるのがおすすめです。
ピークが上手く行ってもエンドがあまり・・・では良い思い出で終われませんからね。

[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]「終わり良ければ総て良し」とは、よく言ったものだなあ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]エンドで別れた後、一日の終わりに「今日はありがとう」って連絡を入れると「今日は寝る直前まで良かった」って思ってもらえるかも?
君と過ごせて楽しかったというお礼は、是非取り入れてみてね。[/voice]

 

まとめ

今回は難しい話も多く、読まれるのが少し大変だったと思います。
貴重な時間を割いてここまでお読みくださり、本当にありがとうございました。

まだまだ全ての恋愛心理学を網羅している訳ではなく、今回紹介したものもほんの一部になりますが・・・「これなら出来そう!」と思えるものが一つでもあれば嬉しいです。

[box class=”pink_box” title=”恋愛心理学を用いたテクニックまとめ”]
  • 出会って6秒、評価は3回。初頭効果スリーセット理論に気を付けよう!
  • 表情や仕草、言葉の選択やトーン等の非言語コミュニケーションと、メラビアンの法則をどのシーンにおいても意識出来る男はモテる!
  • 仲を深める為の2つの返報性を使って、適切に自己開示をして好意を伝えよう!
  • 目的の為にハードルを操ろう!フットインザドアドアインザフェイス
  • スマートで頼れる男に思われるかも?ポジティブなダブルバインド
  • デートの記憶、メインと別れ際以外実は記憶にない!?ピーク・エンドの法則
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恋愛の評価として男性は加点式、女性は減点式と言われています。
意中の相手に減点されないように、出来そうなテクニックから徐々に取り入れ、素敵な恋愛ライフを過ごせると良いですね。

恋愛のテクニックを学ぼうとした、という小さな一歩を踏み出せた貴方は、もう一歩前に進んでテクニックを活かすということも、きっと出来るはずですよ!

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