あなたも女子の思わせぶりな行動に、ドギマギしていませんか?
今回の記事では女性の謎な行動の裏にある心理を解説していきます。
気になる相手がいる方は要チェックです!
よく声をかけてくれる女性の心理は?
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”r”]まず聞きたいんだけど、最近俺にちょくちょく雑談で話しかけてくる同僚の女の子がいるんだけど、脈ありかな?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”l”]ありありだと思うよ。あっ、でも「親しくなりたい」って気持ちはあると言えるんだけど、恋愛感情とは断定できないな。[/voice]あなたによく声をかけてくれる女性の背景にあるは、程度に幅はあるものの「仲良くなりたい」という心理です。
その女性が単純に友達を増やしたい場合や、仕事上の理由であなたに頼りたい場合にも積極的に声をかけるでしょう。
そして恋愛意識があったとしても、恋愛対象「候補」として見られている可能性が大いにあります。
女性は例えおっとりした見た目の人でも、「なんとなく好き」というより「○歳までに結婚したいから相手候補を探しておこう」という意識をもって行動しています。
女性には妊娠適齢期があり、20~35歳が最も妊娠に適していると言われています。生殖能力は35歳以降落ちていき、40歳前後で失われるので、その前に妊娠しなければ自分の子供は得られません。
「子供とか家庭とか、できたら欲しいな~」と特に計画せず生きている女性でも、30歳前後で否応なしに選択を迫られるのです。
独身の女性は友人の結婚や出産の話を聞いて、「そういえば適齢期って何歳までだっけ?」「ヤバ。このまま彼氏できないと、子供はできないし一生独身もあり得るかも。」と30歳前後で認識するのです。
男性もアラサーで焦ることがあるのには変わりないのですが、男性は生殖能力が落ちても60歳過ぎまで精子を作り続けることができます。焦る理由は女性の方がはっきりしているのです。
ですからアラサーのあなたにプライベートな話をもちかけたり、あなたに個人的な興味を見せる女性は、あなたを恋愛対象候補として見ていますが、あなた以外の男性にも興味を寄せているかもしれません。
男性と同じく、例え「○歳までに絶対相手を見つけたい!」と思っていても「できるだけ自分に合った相手を探し当てたい」と思っていますからね。あなたは選択肢の一つに過ぎません。
ですからあなたが相手を良いと思うのなら積極的にアプローチする必要がありますし、逆に好かれて困るのなら、脈無しであることを早めに伝えてあげましょう。
困りごとの話にアドバイス…もしかして聞いてない?
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”r”]で、そのよく話しかけてくれる女子、ちょっと謎な行動するんだよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”r”]その子愚痴をこぼすというか、困ってることの話をするからさ。休日に上司から電話が来るとか、もっと時間管理できるようになりたいとか。だから俺は、「誰でもなく俺に悩みを相談してくれたんだから、応援したい!」と思ってアドバイスするんだけど、なんというか…。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”l”]アドバイスに対しては無関心?[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”r”]う~ん。頷いて聞いてはくれるんだけど、なんか期待されてるのとは違うみたい。「なるほど、私も次からこういう風に変えてみる!」とはならないんだよね。なんで悩みを話してくるんだろう。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”l”]その反応は、確かに的を得ていないのかもね。理解はできるけど実際にやろうとは思わないって感じかな。アドバイスが上手くいかないようなら、共感や話への興味を何度でも示してあげると良いよ。[/voice]
女性が悩み事や愚痴を話すときは、第一に話すこと自体を目的として話しています。
ですから対応としてまず欲しいのは「うんうん分かる~!」「そうか、○○さん本当に苦労してるんだね(しんみり)」といった共感や理解です。ひとまず話を丸飲みしてあげてください。
それだけでは相手が話し足りないので、さらに「それで?その困りごとって今も続いてるの?」「え、何か言い返してやらなかったの?」など興味を示して、話を促しましょう。
しかしながら、苦労話を聞かされると思うでしょう。「また愚痴かよ、面倒だなあ。ていうか根本的に解決しようと思わないの?ただ耐えて何の利益があるの?」と。
理由は簡単、女性は共感さえしてもらえればメンタル面での逆境に耐えられるからです。人間関係の悩みは話す相手さえいれば耐えられるので、勇気や時間、お金などのコストをかけてまで現状を変えようとは思わないのです。
困りごとに対する女性の心理サイクルはこのような感じです。
[box class=”pink_box” title=”女性の悩み相談サイクル”]小さなストレスの蓄積:「あの上司なんだかやりづらい…。」「今月は連休少ないな…。」
↓
ストレスが知覚できるほど蓄積:「最近嫌なことばっか…仕事辞めたい…。」「私の癒し、○○さんに会いたい!」
↓
ストレス発散:悩みを話す
↓
ストレス解消:「○○さんと話せてよかった!明日からまた頑張れる!」→上に戻る
[/box]困りごとをテーマに会話したからといって、必ずしも課題を解決する必要はありません。
正確には、困りごとを話す女性たちが課題ととらえているのはストレスの蓄積であり、ストレス源となる状況ではありません。
実際はお金やワークライフバランスが関わる悩みも多く、共感の他に課題の解決が必要な場合もあります。
しかしあなたが提案するアドバイスの多くは「分かるけど、なんか私には合わない…。」と思われ、集中して聞いてもらえることはありません。むしろストレス発散の阻害になるので、余計にストレスをかけてしまいます。
悩み相談をしてきた相手が自分のアドバイスに無関心なようであれば、もう一度、いや何度でも、聞く側に回ってあげましょう。
【解決策あり】理屈が正しいだけでは説得できない
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”r”]正直、一方的に愚痴を言われるのって苦痛なんだよね、気になる相手とはいえ。アドバイスはしない方が合理的って話されたばかりだけどさ…。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”l”]いや、悩みを聞いているとアドバイスしたくなる気持ちはすごくわかる。対話を続けてアドバイスが受け入れられない理由を分かってくると、納得される提案ができるようになるよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”r”]もし俺のアドバイスを彼女が聞いてくれて、愚痴の原因から解決できれば、俺も彼女も明るい話ができるようになってウィンウィンなんだよね。できるの?[/voice]「何で彼女はつらい状況を変えようとしないんだ?俺の合理的なアドバイスを試してさえくれれば、解決するかもしれないのに。」と思うこと、よくありますよね。
女性側は話を聞いてほしいだけなのだと分かったとしても、ただうんうんと愚痴を聞いているのも疲れますからね。悩みは早く解決してもらって、愚痴よりも明るい話題を聞きたいですよね。
あなたのアドバイスが聞き入れられるために、2つの注意点があります。言葉で表現されていない相手の希望を理解することと、意見を言うタイミングをずらすことです。
相手の希望を深掘りする
例えば20代後半の女性が「彼氏欲しい…」とつぶやきます。友人が「マッチングアプリでも登録すれば?」と言うと、実はとっくに登録していたりします。
この女性は、ただ彼氏を得るだけを望んでいるのではありません。複数の希望を満たす可能性が欲しいのです。
女性のつぶやきを掘り下げると例えば、
「気の合う彼氏が欲しい」
「将来は気の合う旦那と子供に囲まれて、お金に困らず生活がしたい」
「将来は、稼ぎが良くて気の合う旦那と健康でかわいい子供に囲まれて、趣味のガーデニングを楽しむ専業主婦になりたい。夢見過ぎなんだろうけど、でもチャンスはゼロではないんだよね。」
といった複数の希望を持っています。そして叶えるのに期限を設けていません。
愚痴に共感してもらえるだけで満足するように、女性は「いつか叶うかも」と希望さえ持っていれば前向きに生きられるのです。
上記のような夢には実際のところ適齢期という期限があるのですが、女性当人の年齢によっては、期限内に相手を見つけることよりも可能性を広げておくことの方が重要だったりします。
ですから「とりあえずマッチングアプリで出会った相手と付き合ってみなよ!」という相手を選ばないようなアドバイスはこの女性にとって、妥協しろ、可能性を狭めろと言われているような腑に落ちない提案となります。
この例の場合は、単純な「彼氏欲しい」というつぶやきの背景に「今は選択肢を広げておきたい」というような言葉通りではない希望がありました。
誰かに困りごとの話をされた時は、まず質問を繰り返して複数の希望を洗い出しましょう。
以下の動画では、希望や価値観に関する自己分析を深めるための質問を9つ紹介しています。他者の価値観を深掘りしたい時にも活用できるので、使ってみましょう。
愚痴とアドバイスのタイミングを分ける
愚痴や相談を受けたあなたがなんとかアドバイスを伝えたい時は、次のような3段階のコミュニケーションを行ってください。
悩みを話しかけられた時
まず共感
話を深掘りして、背景にある複数の希望を洗い出す 「こういう方法は試してみないの?」「今の提案、何が引っ掛かった?」
話をまとめつつ労う「そっか、○○さんは○○したいとは思ってるけど、○○な心配があってなかなか行動に移せないんだね。大変だね。」
この場でアドバイスはせず、相手の努力や性格を褒めてまずは機嫌を直してもらう
※「俺ならこうするよ」「こうした方がいいと思うよ」という結論はこの段階では話さない方が賢明です。相手のストレス発散中に「私が本当に欲しい答えとはちょっと違うんだけど、うまく伝えられない…。」という新たなストレスを与えてしまいます。
本当に助けになりたいのであれば、一息ついた後や後日など、相手の感情が落ち着いたタイミングでアドバイスを伝えましょう。
複数の希望の優先順位を確認し、叶う可能性が年齢によって変わる希望(出産など)には期限を決める。
相手が自分で期限を決められないようなら、「いつまでに完了する」ではなく「いつから行動する」の期限を設ける。
期限内にかなわなかった場合や、期限が過ぎても何も行動していなかった場合について話す
期限前後
進捗を聞いてみる「最近調子どう?前向きに進められてる?」
まとめ