恋愛が上手くいかない、楽しくない・・・。
片想い・両想いに限らず、誰しも一度はこのようなネガティブな気持ちを抱いたことがあるのではないでしょうか。
楽しく幸せな恋愛をしたいという気持ちとは裏腹に、心の底では不満を感じたり、周りと比較して「こんなはずじゃない。」と思う等と、上手くいかない恋愛に頭を抱えてしまうのです。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”r”]自分なりに原因を探っても、それが答えだと納得して受け入れるのも難しいし、そもそも答えが合ってるのかも自信がないんだよなあ・・・。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”l”]そういう時に周りの楽しそうな話や、結婚の報告を受けて、もっと悪い方に考えちゃうんだよね・・・。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/あああ.png” name=”相談者” type=”r”]それ最近の俺じゃん??・・・本当に、何で俺の恋愛は上手くいかないのかなあ。[/voice]このようにお悩みの貴方に向けて、
[aside type=”boader”]- 恋愛が上手くいかない時はどんな時か
- 恋愛が上手くいかない状態を簡単に変える方法
の2点を、今回お話させていただきます。
恋愛が上手くいかないことで悩まれている方は、これからご紹介する方法を一つの手段として参考にされてくださると嬉しいです。
恋愛が上手くいかない時とは?
「恋愛が上手くいかない。」と私達は友人・家族等に何気なく口にしていますが、具体的にそれらはどんな時に思い浮かべることなのでしょうか。
そこで、まずは恋愛が上手くいかないと人が感じる時としてよく挙げられる状態からお話していきたいと思います。
相手とのすれ違いが増えた時
こちらのケースは片想い中の方にも起こり得ますが、主に両想いの方やカップル・夫婦が悩ましく感じる状態ですね。
[box class=”yellow_box”]- 相手と会話が噛み合わなくなった。
- 連絡の頻度が減った。
- 会う頻度が減った。
- 会っても自分または相手がうわの空という様子が見られる。
- 共に楽しい時間を過ごしているのに、自分または相手が楽しそうでない。
- 付き合いを続ける内に、実は価値観が異なることがわかった。
特に多い問題としては、上記のような状態に相手とすれ違いを感じると言われています。
https://twitter.com/TsuNaMi2227/status/1308413175956729859?s=20
会話が成立しないことや、楽しい話が出来ないことは苛立ちや不安・寂しさを感じさせることとなりますし、連絡や会う頻度の減少によるコミュニケーション不足は更なる問題を引き起こすことになります。
恋愛が一番盛り上がっている時は、良く見られようと互いに相手に合わせようとする為にそのようなトラブルは少ないのですが、相手がパートナーになった後は恋人や夫婦という立場に胡坐(あぐら)をかき、段々と相手に対する思いやりが持てなくなっていくのですね。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker-2.png” name=”祐樹” type=”r”]「釣った魚に餌をやらない。」とはこのことだね。付き合った・結婚した、をゴールと捉え相手とのコミュニケーションを疎かにすると、多くの場合が破局に繋がるよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]そりゃあそうだよ。
愛情がなかったり、自分のこと蔑(ないがし)ろにする相手に、貴重な人生の時間を奪われたくないし・・・女性なら尚更そう思うんじゃないかな?[/voice]
コミュニケーション不足を放置すると、修復不可能なまでに溝が深まる可能性が否定できません。
相手とのすれ違いを些細なことでも感じたら、早めに対処を考えた方が良いでしょう。
相手と合わないと感じた時
上記の相手とのすれ違いを感じた時の「価値観が異なることがわかった時」もこちらの項目に当てはまりますが、「合わない」とは実に幅広い事柄に潜む問題です。
[box class=”yellow_box”]- 生活リズム、活動時間が合わない。
- 物事の好み・苦手が合わない。
- 趣味が合わない・理解されない。
- 事柄に対する考え方・受け止め方が合わない。
- 価値観(優先・重要視するもの)が異なる。
- 相手(恋愛)に求めるものが異なる。
一人一人が異なる一人の人間であるからこそ、この様に様々な「合わない」ことが生まれますが、恋人ひいては夫婦という在り方には合わないからこそ互いを「尊重」するという行為が必要不可欠となります。
故にこの「相手と合わない」という問題に関しては、どちらか片方だけの問題とは言えないのです。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]相手にばかり「自分に合わせてほしい。」と求めていては「尊重」も「対等」もなく「我儘」になってしまうし、相手が疲れてしまったり、最悪の場合嫌われてしまうよ。「相手と合わない」ことに対して自分がどうしたいのかを改めて考え直した方がいいかも。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]うーん・・・本当に大好きな人なら俺から相手に合わせちゃうかなあ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]それで上手くいく人もいるだろうけど、そうすると今度は福田君が大変になっちゃうよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/ううう.png” name=”相談者” type=”l”]そりゃまあ、そうだろうけど・・・。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]だからこそ、コミュニケーションを取ることが大切なんだ。
相手を尊重して対等な関係・信頼を構築するためには、お互いの心を知らなければならないからね。[/voice]
自身の考えを精査した上で相手と話し合い、お互いに自分らしさをもって過ごしていくことが理想です。
自分らしさをなくさない為にも、心から惹かれる相手と共にしたいのか、相性も感性も合う相手と一緒に居たいのか。
自らが恋愛に求めているものや、妥協出来ないことは明確にしておくと良いでしょう。
実は、恋愛はいつどのタイミングでもできるものではありません。
意外なことに各々に適した時期というものがあるのです。
仕事ばかりで余裕がない、または仕事が楽しくて仕方ない時に他のことまで手が回るという人は少ないですし、完璧に両立が可能かと言えば業種によっては厳しいことでしょう。
また、趣味で行っていることがノリに乗っている時、楽しさから没頭したい気持ちも生まれてくるやもしれません。
そんな時に恋愛もしたい、と手を付けたものの仕事や趣味を優先し、恋人や恋人候補を放っておいたら・・・当然、理解をしようとしても寂しいと感じさせてしまうでしょう。
もしも同じように恋愛より仕事等が大事だ、というタイプが相手だとしても、コミュニケーションを取る時間が少ないことは、恋人と愛を育めているとは言えません。
比重の置き方で相手を傷つけることは勿論、自分自身が伸び伸びとしたいことをする環境を壊してしまうかもしれないのです。
現代の生き方として恋愛は必ずしなければならないものではないし、「晩婚化」や「おひとり様」が増えていることから、若い内でなければならないということもありませんし、周りがとやかく言うことも少なくなっています。
ですから、不用意に人を傷付け自身も辛い思いをするよりかは、お互いに「恋愛がしたい・恋人が欲しい」と思うタイミングで、無理なく楽しい恋愛が出来る相手を探すのがおすすめです。
ファッションモデルでタレントのゆきぽよさんも、こちらの恋愛相談に回答している動画で何度か口にしていますが「恋愛はタイミング」が本当に大事です。
様々なケースのお悩みを、芯のある考え方でばっさりさっくり答えられていて、頼もしく感じました。
動画を通じて、無理をすることはないんだな・・・とほっと胸をなでおろせる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
無理に気持ちを切り替えたり、忘れようとしたり、相手を好きになろうとしたり、恋愛をしようとする必要はなく、貴方の人生は貴方が思うように、焦らず楽しく生きてくださいね。
[/aside]ネガティブな自己判断による思い込み
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-7-3.png” name=”女性A” type=”r”]自分のことを理解してもらえていない・・・。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2020/05/男性C.png” name=”男性B” type=”l”]相手に大切にされていない・・・。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-9-1.png” name=”女性C” type=”r”]もしかして彼は私のこと嫌いになっちゃったのかも・・・。[/voice]このように考えてしまうことは、恋愛を経験された方には少なくないことでしょう。
私も元来ネガティブな思考をしておりますから、それはもう何度も上記のような考えが頭に浮かびました。
確かにその考えが事実であることも悲しきかなあり得るのですが、いつもその考えが当てはまるという訳ではありません。
中には、それがネガティブな思い込みから勝手に判断し、悲観に暮れているというパターンもあるのです。
他人の気持ちは目線や口調、息遣い、雰囲気、言葉選び、表情等の様々な情報から「ある程度」探ることは可能ですが、基本的にその正解は相手にしかわからないものであるということを忘れてはいけません。
更に言えば、その正解も本人すら判断がつかないものであったり、正解を隠して誤りを正解としてしまうこともありますが、いずれにせよ相手の口から出た言葉が受け手の正解と解釈されるのです。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”l”]よくある事柄としては、相手の言動が何か冷たいな・・・って思った時に「どうしたの?」等と相手に聞くのが多数だろうけども、自己判断をしてしまう人はその冷たい言動が「自分に向けられたもの」と勝手に解釈して、勝手に傷付いてしまうんだ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”r”]その思考、解らないでもないけど・・・相手からしたら気持ちに余裕が持てなかったりしていたかもしれないのに、困るよなあ。でもこちらとしても、自分と一緒にいるのに何かを引きずってそういう態度をしているのか、それとも自分が何かをしたのかが解らなくて困るよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker-1.png” name=”祐樹” type=”l”]だからこそ、自己判断で完結させないために「気持ちを口にする」ことが大切なんだ。[/voice]
このパターンは、自信がなくネガティブな思考回路をしている人程陥りやすいものです。
ネガティブな考え方をやめるのはとても難しいことですが、何でも悲観的に捉えてしまうことで意図せず相手や自分を傷つけてしまうこともあります。
相手が貴方のことを好いて愛情を口にしてくれたとしても、「こんな私を好いてくれて・・・。」と自分を卑下して返されたら「自分には貴方が魅力的だから伝えたのに、信じて貰えていないのかも。」と悲しい気持ちにさせてしまうかもしれないですよね。
貴方自身も「こんな自分」と感じていることで、極端な話ですが受け入れてくれた相手を神格化して相手の浮気や多少の暴力等、どのような言動も許してしまい傷付くことになりかねません。
残念ですが、DV等による依存関係は中々抜け出せないことも問題の一つであり、互いにその様なパートナーに惹かれやすいとも言われています。
悲しい恋愛をしない為にも、少しずつポジティブな考え方が出来るように意識を変えてみてくださいね。
そうしていくうちに、貴方自身の魅力に気付いて自信が持てるようになりますから。
そこで「嘘!そんなことないでしょ。」って食い下がったら、もし相手が何かを呑みこんだ場合にネガティブな気持ちを呼び戻すことになるからね。
食い下がるにしても一度は「わかった。」って受け入れた上で、精々「もし気になることがあったら話してね。」と付け加える程度かなあ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”r”]基本は相手の口から発された言葉で判断をしよう、ってことか。[/voice]
自己の考えが誤っている時
こちらは喧嘩や恋愛が終わった後、反省をして得られる気付きです。
恋愛事の悩みとなると、人は何故か相手に問題があると考えがちになりますが、その前提が異なる可能性も十二分にございます。
単に、責任を転嫁して相手に不満からなるストレスを感じているのです。
- 「どうして連絡がいつも遅いのだろう。」
- 「都合を聞いてもいつも仕事ばかりでデートしてもらえない。」
- 「いつも言葉が足りなくて私を怒らせる。」
これらの愚痴の実態が実は以下のようであったら、貴方はどう受け取りますか?
[aside type=”boader”]- 連絡はいつも夜中に送るので、相手が活動を始める朝に返事が返ってくる。
- 自分は土日祝日が休みだが、相手はサービス業で休みが不定休である。
- 自分は言葉を選び慎重に発言したいタイプだが、相手はテキパキとしたタイプで思ったことを直ぐに口にする。
自分の性格と相手の性格を理解し、尊重し合おうとしなければ当然上手くいきませんし、自分の思考が「一般・普通」と他の物差しを考慮せず物事を捉えようものなら、それはマイノリティーの押し付けに過ぎません。
貴方の物差しからしたら相手に問題があるように思えるのでしょうけれど、その物差しが間違っていることもあるし、数多くある正解の一つではあるが、その相手には合わないものであるとも言えるのです。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]「普通こういう時は〇〇するもの。」というのは、多数派の意見として事実なのかもしれないし、はたまた自分の考えに責任を持たずに相手をコントロールしようとしているのかもしれないよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/ううう.png” name=”相談者” type=”l”]それに、「理解してくれるだろう。」「大切にされるだろう。」といった「~してくれるだろう。」が前提でいると、そこから外れた時に期待とのギャップでより冷静な判断が出来なくなりそうだよね・・・。[/voice][voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]「自分の考えがベーシックだ。」と認識しがちな人は、この方も仰っている通り解ってもらおうとするのではなく、尚のこと言葉にして伝えるという行為を意識してもらいたいね。人と関わる上で、相手に全部
わかってもらおうとしない方がいい。血の繋がった家族でさえ、
全部わかってくれているかといえば、
そうではない。「わかってくれるだろう」を
前提にしていると、後々すれ違いが起こり、
トラブルに発展する。ビジネスも恋愛も同じことが言えると思う。
— フジさん@不動産投資家&起業家 (@ITCEO2) September 28, 2020
私達は魔法が使えるわけでもなく、テレパシーが使えるわけでもないのだから。[/voice]
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”l”]何もせず「自分のことを理解してもらおう。」とか「普通に考えればわかるよね。」と考えるのは良くないよな![/voice]
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]無償の愛とまではいかなくても、相手にばかり望むのではなく、自身も与えられるようにしたいよね。
一人の人として尊重することと、感謝の心を忘れないように。[/voice]
本当の自分を隠していたから
人付き合いの中には上手く上辺を使うことで潤滑にいくものもありますが、恋愛においては仮面をかぶって相手と接することは悪手です。
嘘をつくことは信頼関係をきちんと構築できないことになりますし、貴方にとってはずっと演技をしなければならず疲れや罪悪感が生まれることでしょう。
相手にとっても嘘をつかれていたという不信感や寂しさを感じさせ、素とのギャップにがっかりしてしまうかもしれません。
確かに最初から悪い面を見せてチャンスを失いたくない、という気持ちも解ります。
「別に全員に好かれなくていいし。」と割り切って、ありのままの姿で良い面も悪い面も曝け出せるという人は少数派でしょう。
しかし、嘘をずっと貫き通すにはボロを出さないよう相当な気力が入りますし、いつ何時誰に見られているかわかりませんから、油断もなりません。
相手と恋愛を経て、結婚ひいては生涯のパートナーに、と考えているなら尚更です。
途方もない時間自分らしさを抑えて生きることで、貴方だけでなくパートナーのメンタルにも大きなダメージを与えますし、無理をすることで自身の心を殺してしまう可能性があるのです。
相手に良く思われたい気持ちは悪いことではないですが、短所を含め貴方のことを受け入れてくれる相手と出会う確率を上げる為にも、「本当の自分じゃ好いてもらえない。」という考え方はやめて、貴方らしさを少しずつ見せていってくださいね。
恋愛が上手くいかない感じを増長してしまうもの
恋愛に対してもやもやした気持ちを抱えている時に、それをより強く感じさせてしまう考え方がいくつかあります。
これらの思考をしてしまうことで、より貴方を苦しめることになるかもしれません。
勿論、その事実を受け止めたりすぐに直すことは難しいのですが、知っておくことで気持ちを楽にするヒントが掴めるかもしれません。
恋愛至上主義:恋愛に依存した考え方
何かを考えたり、決定づける時に恋愛的な思考から行っていませんか?
例えば週末の予定を決める時に「もしかしたら彼女から突然の誘いがくるかも!」と自分のしたいことの予定を入れずにいたり、とても疲れていて眠いのに、そのことを伝えて連絡を終えるのだとしたら「構ってくれない彼氏なんて嫌。」と嫌われるのではと不安に思ったり・・・。
相手を尊重して気遣うことと、全てを相手に合わせて嫌われないようにすることは違うことです。
「こうしてくれない人は嫌い。」と相手をコントロールしようとするのは、依存関係のはじまりで、ハラスメントにあたります。
互いの生活や趣味嗜好、好み、苦手を双方が思いやりをもって言動にするように意識し、自分も相手と同じくらい大切にできると良いですね。
自分を必要以上に責める
相手が不機嫌になった時、その失敗の過程や理由を考えるのではなく「自分が悪かったんだ・・・。」と全ての責任を背負い込み、これでもかと自分を責めていませんか?
こういうきっかけがあってこうなった、と原因を考える間もなく相手に「貴方が悪い。」と言われて鵜吞みにするのは、貴方の心が苦しくなる一方です。
ものの見方、受け止め方は様々ですし、「自分の中ではこれが普通」という意識で自分の考え方がイコール世間の物差しだと思い込むと、人知れず誰かを傷つけることになってしまいます。
「自分の意見が正しい。」「ふつうはこうだ。」と思う前に、相手としっかり問題について話す癖をつけましょう。
その結果自分に非があるのであれば反省し、悪かったとネガティブに捉え続けるのではなく、「じゃあこうするように次から気を付けるね。」と受け入れることで、必要以上に自分を責めることなく、相手とずっと険悪な雰囲気で過ごすことを避けられるでしょう。
その為には相手の方に大して自分が追い詰めるような言い方や扱いをしないことと、普段からコミュニケーションを心掛けることが大切です。
不満や不安、気になることがあれば「自分が我慢すればいいや。」と溜め込むのではなく、相手を信頼して話してみては如何でしょうか。
自己中心的・相手に過度な期待をする
好きな人には自分のことを理解してもらいたいものです。
しかし、「解ってくれるよね。」「解ってくれなきゃ嫌。」と過度な期待やコントロールをしようとすると、良好な関係から一転して、信頼も好意も崩れます。
信頼しているからこそ、好きだからこそ解ってほしいという言葉を盾にすれば、相手のことを考えずに何をしても良いという訳ではありません。
極端な話をしますと・・・貴方は以下の例文に対し、「好きだから」「信頼しているから」と二つ返事で快く了承できますか?
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2020/07/男性D.png” name=”男性X” type=”r”]信頼している君だからこそ頼みたいんだ・・・!僕の窮地にお金を貸してほしい![/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-5-1.png” name=”女性A” type=”l”]お互いに好きあっているわけだし・・・。貴方はアレルギーがあって苦手なそばだけど、今日のデートで食べにいってもいいよね?私の好物って知ってるでしょ?[/voice]
上記は大袈裟な例ですが、これらのように自己中心的な考え方をしたり、「好きならこうしてくれるよね。」「自分のことを解ってくれるよね。」と相手に対して過度な期待をすることで好かれることはほぼありません。
自分の思うようにいかないからと「上手く行っていない恋愛」と感じることはお門違いなのです。
身近なことでは「毎月付き合った記念日をお祝いしてくれない!」ということや「月末になると連絡頻度落ちるんだけど・・・浮気されてる?」と、勝手に「こうするだろう。」と期待して勝手にがっかりする等が、相手を密かに傷つけている可能性が高いです。
相手の生活や考え方を考慮したり、一方的でないコミュニケーションを意識して、対等で互いに思いやれる関係性を目指しましょう。
[aside type=”warning”]危険:特に恋が実った初期は要注意!恋愛をはじめたての頃は、相手の何もかもが新鮮でキラキラして楽しい、普段より格好良くまたは可愛く見えるものです。
だからこそ、相手を現実の等身大の相手以上に理想化してしまい、相手に求めるもののハードルを上げてしまいがちです。
相手から見たら、勝手に自分を美化されて期待値を上げられた挙句に、勝手にされた期待を知らずに裏切ってしまい何故か怒られてしまったということになり、とても理不尽に思うことでしょう。
期待をすることが悪いことではありませんが、元より人は期待を裏切られた際にすんなり許すということが難しいものですから、過度に期待や美化をしないように気をつけましょう。
一人で勝手に盛り上がって、一人で勝手にがっかりしたり怒ったりして、せっかくはじまった恋を自らの手で冷まして終わらせることのないように。
[/aside]完璧主義
しっかりしていること、目標に向けてきちんと考え進めることは素晴らしいことです。
それは全員が出来ることではないですし、多くの方がその過程で疲れや挫折を感じた経験を持っていることでしょう。
しかし、恋愛に限らず「完璧主義」という思考は非常に疲れやすく、自分を追い詰める考え方であり、時に相手を傷つけることもあるということを忘れないようにしていただきたいのです。
恋愛において、自分に対して求めることが多いということは、相手に求めるものも必然的に多くなるのですから。
例えば綿密に計画した旅行がスケジュール通りにこなせていないことを自分の段取りが悪いんだ、と思うかもしれませんが、この時に相手のことを考慮している人はどれくらいいるのでしょうか?
互いに移動距離が長いことで疲れ足に負担がきていたのかもしれませんし、食事をとるスピードも個々によりけりです。
計画通りに進めようとすることも大切ですが、恋愛は二人でするものであり、自分と相手の言動の結果で常に変化するものなので、「こうあるべき」を追い続けると自分も相手も苦しくなってしまうことを、今一度考えてみてください。
本当に大切にするべきは「計画をズレなくこなして自分がすっきりすること」なのか「イレギュラーなことが起きても、二人で楽しい時間を過ごすことなのか」。
無理をする・大丈夫なふり
多々ある怖いことの中で、意外と問題視されていない危険な考え方があります。
「これくらいのことなら、へっちゃらだよ!」と小さな傷を我慢し続けたり、「こんな痛みよりももっと苦しんでいる人達だっているし・・・。」と痛みを受け止めずに目をそらしたり。
恋愛に限らずこの考え方を続けることで、自分の心の傷を正しく認識できず、気が付いた時には心身が壊れてしまったということになりかねません。
[box class=”yellow_box”]- 相手に迷惑がかかるのでは
- あまり人に心配をかけたくない
- 弱いところを見せたら嫌われるのでは
- 気にかけて貰える程の人間じゃないから申し訳ない
自分の思うままに、相手の気持ちや状況を考えずにしてもいいという訳ではありませんのでこのような保守的な言動が必ずしも悪いことではありませんが、感情や欲求のコントロールができると、もう少しだけ生きやすくなるのです。
相手を思いやるために時と場合によって我慢をすることもありますが、嫌われたくないからと自分の心に蓋をして我慢をすることの違いに、少しずつ気づけると良いですね。
何でも自分が引けばよい、と我慢をしてしまう方は、気持ちを伝えるのは我を通す為ではなく、互いを思いやる為に必要なことなのだと、少しずつ「これは辛かった。」と言えるように、貴方のやさしさはそのままに言葉にする練習をしてみてくださいね。
恋愛が上手くいかない時の対処法
恋愛が上手くいくようにするための意識について、悲観的な思い込みや過度な期待をしないこと、コミュニケーションを見直すことなどをお話してきましたが、読んで直ぐに変われるものなら、ここまで悩んでいないよ!という方もいらっしゃると思います。
何故なら私も同じように調べて実行しようとしたものの、中々上手く変わっていけなかったからです。
気持ちや性格を一朝一夕で変えられるはずもなく、やっぱりだめなのかと思った時に役に立った対処法を、これからご紹介したいと思います。
現状をノートやメモ帳アプリに書き出す
考えながら動くことが苦手であったり、その場で上手くできたか不安という方におすすめなのは、ものごとを振り返りノートに書き出したり、メモ帳アプリ等に入力して、きちんとアウトプット・インプットをすることです。
物事を記憶するのに「書いて覚える派」が昔から一定数いるように、思考や聴力だけでなく、目で見て記録として残して置けるという手段はとても有効なのです。
あの時はどんなことを思ったのかを確認できますし、情報が多ければ自分の思考や行動を分析できるのも強みですね。
物事が起こった当日の夜にすぐ取り掛かれば、記憶違いも防ぎやすいので、より正確に反省することが出来ます。
気恥ずかしさがなければ、人にアドバイスを貰う際に見てもらうこともできますね。
例えば以下のような内容を思い返して書き出してみてください。
[box class=”yellow_box”]- 日付・時間・出来事
- 自分の対応・自分が感じたこと、気持ち
- 相手の対応・相手に伝えられたこと
- 相手はこのように感じたのではないかという想像
- 自分の思う原因や問題点など
- どのようにしたかったか(希望や想定)
そこまでしなくても・・・と思う方は、上記の項を踏まえて砕いて、簡単な日記をつけることでもよいでしょう。
現状整理にしろ日記をつけるにしろ、毎日やる必要はありません。
ご自身が気になった時や、上手くいかなかったことがあった時などまちまちで大丈夫です。
自分でまずいなと感じたことをそのままにしたり、もやもやしたことを吞み込んで上手くいかないパターンを繰り返してしまうことを避ける為に、こうした現状整理が大切なのです。
書き出す時のお供には、このようなヒーリングミュージックがおすすめです。
自律神経を整える作用がある音も魅力的ですが、コメント欄も思い思いに気持ちを整理している方が多く、同じように悩んでいながらも頑張っている方がおり、一人じゃないんだとじんわり胸が温かくなります。
作業用の音楽としてだけでなく、気持ちを落ち着けたい時や安眠をしたい日にも聴いてみてくださいね。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”r”]人それぞれの思う正解が違うからこそ、恋愛は試行錯誤が必要で、そのために復習して反省することが、自分にも相手にも大事なんだな。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”l”]そうだね。喧嘩をした時は勿論のこと、何か気になったことがあった時も残しておくといいかも。日記が面倒な人は箇条書きでもいいから、アウトプットする習慣をつけるのを意識するといいよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/えふがお.png” name=”相談者” type=”r”]スケジュール帳のウイークリーのページなら、丁度いいスペースかもな![/voice]
ものの見方を変えてみる
ついついネガティブに物事を捉えがちな人は、思い込みや気の回しすぎで疲れてしまったり、勝手にダメージを負ってしまいます。
そんな方々は最初は難しいかもしれませんが、是非物事を色んな角度から見るということを心掛けていただきたいと思います。
例えば相手に元気がないのを「自分が何かしてしまって不機嫌のかも・・・!」と思うのではなく、
[box class=”yellow_box”]- 「疲れているのかもしれない。」
- 「何か心配事やあるのかもしれない。」
- 「眠いのかもしれない。」
- 「何か考え事をしていて空返事になっているのかもしれない。」
- 「嫌な出来事を思い出しているのかもしれない。」
- 「気分がノっていないのかもしれない。
等と、色々な「かもしれない」を想像して貴方の中の選択肢を増やしてほしいのです。
相手から直接答えを提示されない限りは、貴方の中で物事を受け止めて判断をすることになりますから、最初から自分が苦しさを感じる可能性を選ぶことはないのです。
よくある問題を例にするのなら、相手の対応が冷たいから「嫌われたかもしれない。」と思う事にも同様のことが言えますね。
ビジネスの場であれば少々大人げないかもしれませんが「虫の居所が悪かった」のかもしれませんし、忙しくて「気持ちの余裕がなかった」のかもしれませんし、単純に「性格的な相性が悪い」のかもしれません。
いつも「自分が何かをしたから嫌われた」と、最初から自分の責任にして我慢したり逃げたり問題と向き合わないのは、何よりも貴方の心が傷付きます。
自分を守る為にもなるべくポジティブな選択肢を浮かべられるよう、自分の中で正解を狭めないでみてくださいね。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]ネガティブな言葉や思考って頭に残りやすいから、良い方に考えてみるのを少しずつ挑戦してほしいな。例えばこんな風な捉え方とかね。[/voice]
https://twitter.com/mk_sion/statuses/1311325120833617920?s=20
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]なるほど!目から鱗だ・・・俺絶対悪い方に考えちゃうから、こういう考え方があるのかってびっくりだよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker-1.png” name=”祐樹” type=”r”]メンタルがあまり強くなくて心が疲れやすいという人は、メンタルクリニックでカウンセラーと話してみるのも「認知のゆがみ」を直すいい方法だよ。彼らはその道のプロだから、一つの出来事に対して色んな見方を教えてくれるんだ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/えふがお.png” name=”相談者” type=”l”]友達に相談するのもいいけど、考え方について恋愛に限らず視野を広げたいのなら、その人達の手を借りるのも有りなんだな![/voice]
趣味を楽しむ
気持ちの切り替えについて一番無難な方法と言えば、やはり好きなことをして、悲しい気持ちを和らげることでしょう。
しかし、この選択肢をあまり良いと思えていない人がいることも事実です。
問題が解決していない、気持ちが晴れないのに好きなことをするのは現実逃避なのではないか・・・?と感じてしまうようですね。
そんな時はご自身で考える区切りを設けることで、深みにはまることを避けやすくなりますよ。
一例ですが、流れとしては以下のような手順となります。
- ながら作業などでなく、〇時までは考える、と腰を据えて考える。
- 決めた時間までに解決したりすっきりしなかった場合は、メモ書きを残しておく。
(悩んだこと、自分の気持ち、時間までに浮かんだ答えなど) - 趣味の時間を楽しんで頭をすっきりさせた後に改めて向き合う。
ポイントは考える時は考える、考えない時は気にしないことです。
それが難しいというのも重々解るのですが、考える深みにはまることで、一度考え始めたら何をしても手つかずになってしまうリスクが生まれます。
とすれば、例えば家事等をきちんと行えなかったり、考えすぎてしっかり睡眠がとれなかったり、切り替えが上手くいかないと仕事にも支障が出る可能性があるのです。
問題に気付き向き合う強さはとても素晴らしいものですが、問題の中には一人で解決できないもの、直ぐに解決が難しいもの、答えが出たとしてももしかしたら受け入れられないもの等、多様なものがあることを知っておいていただければと思います。
何故ならば、話し合いでなければ解消されない不満もありますし、自分は納得いかない答えが出るかもしれませんし、理解しても気持ちがついていかない場合もあり得ますし、想像力が足りなくて答えにたどり着けないかもしれないのですから。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]早期解決が理想だとは思うけど、あまりに考えすぎると恋愛的な思考に囚われて他に支障が出かねないから、気分のリセットが必要なんだ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”l”]仕事で行き詰った時に、小休止挟むような感じにした方がいいんだな。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]そうそう。原因の分析や反省は勿論大事だけど、いくら考えても浮かばなかったり、同じ内容をぐるぐる悩むより、「〇時まで考えてわからなかったら一旦ポジティブな気持ちを取り入れよう!」って休んでね。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E8%80%85.png” name=”相談者” type=”l”]スポーツが趣味なら体を動かして頭もすっきりするだろうし、本や映画・漫画が好きなら、読むとヒントがあるかもしれないしな![/voice]素敵な恋愛に近づける簡単な方法
最後に、上手くいかない恋愛に対して良い方向に進んでいくための、簡単な方法をご紹介しましょう。
それは「気持ちを言葉にすること」と「言葉の発し方を意識すること」の二つです。
気持ちを言葉にすること
恋愛において大切なことの中でも重要度が高いことに「清潔感」「誠実性」「コミュニケーション」があります。
この「コミュニケーション」の部分が疎かになりやすく、多くのカップルや夫婦が抱えている問題で上位に挙げられる原因と言えるでしょう。
気持ちを伝えることで嫌われるのではないか、面倒に思われるのはないか、我儘に感じられるのではないか、という不安もあるとは存じますが、言葉を発しなくても、何でも察して適切に接してくれる人はほぼいません。
貴方の口から伝えない限りは、相手はあくまで貴方の様子や身振り手振り、表情などから察してたどり着いた「相手が思う答え」をもとに動くしかないのです。
その相手の動きが自分の想定と違ったとしても、貴方が本当のことを伝えていないのですから「そんなことしてって言っていないのに!」と怒る筋合いはありません。
不用意に互いを傷つけること、すれ違うことを避ける為にも、気持ちを言葉にする訓練を普段から意識してみてください。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker-1.png” name=”祐樹” type=”r”]いきなり何でも伝えるのは難しいだろうし、ネガティブなことだけしか伝えないのは相手も「責められている」と感じるかもしれないから、普段からやっているよ!という方も、まずは基本的な挨拶・お礼・ポジティブな気持ちを伝えることを、意識してやってみよう!ルーティンだとか何気なくじゃなくて、ちゃんと「伝えよう」って気持ちをもってやってみてね。
会話や気持ちを伝える機会が増えるのは、イコールコミュニケーションが増えることで、信頼関係や絆の強化になるんだ。[/voice]
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]ネガティブな気持ちはどれくらいから伝えていいの?[/voice]
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]素直に攻撃的でなく伝えられるのであれば最初から口にしても問題ないけれど、感情的になってしまうことが多い・・・と心配な人は、後述するもう一つの方法を取り入れることで、お互いに嫌な気持ちになることを緩和できるよ。[/voice]
言葉の発し方を意識すること
人が相手の言葉から感情を読み取る時には、これらの情報をもとに想像しています。
[box class=”yellow_box” title=”一例:感情を想像する要素”]- 表情
- 視線
- 言葉遣いや呼び方
- 声量(声の強弱、大きさ)
- 声音(声のトーン)
- 声の速度
- 身振り・手振り
- 言葉のアクセント
怒っていないのに怒っていると勘違いされたり、普段通りに話しているのに相手が傷付いて泣いてしまうなどといった経験がある方は、上記の要素の何れかが相手にとってネガティブなものであった可能性が高いです。
自分の普段のコミュニケーションに心当たりがある方、自信がない方は、誰かと会話をしている時の自分の声を、ボイスメモなどで録音して確認してみると良いでしょう。
出来れば猫をかぶる間柄でない家族や、実際に恋人や好きな人との間と、上辺の時とを比べてみると、より気遣いの度合いを知ることができます。
その上で「もしも自分が同じような声のトーンや表情、言葉遣い等で言葉をかけられたら」を想像してみてください。
その時に「いや、別に自分はこれくらい慣れてるから何とも思わないけど・・・。」と思うのではなく、「もしかしたらこの呼び方を不快に思う人がいるかもしれない。」や「異性からしたら、この言葉遣いは嫌われるポイントになるかもしれない。」と考えてくださいね。
特に気を付けたいのは言葉遣いと相手の呼び方、声量・声音です。
これらはハラスメント問題にもよく挙げられており、DVなどの認定を受けることもあります。
貴方が普通に感じていることが、相手にとっても同様とは言えないのだということを意識して、言葉を発するようにしていただければ幸いです。
[voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]例えば福田くんに彼女がいると仮定して、「寂しかった」ことを彼女に伝えられた時、次のどちらの言われ方がいい?[/voice](声量は大きく、語尾や言葉が強い。怒った表情で早口にまくし立てている)[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/nigaoemaker-8-1.png” name=”女性C” type=”r”]貴方からの返事がいつもより遅かったから、何かあったか心配で寂しかったの。
(声量は小さすぎず、語尾は柔らかく言葉もきつくないものを選択。表情は不安げだが、素直に伝えようとしている)[/voice]
もしこれが仕事のトラブルで直ぐに連絡出来ない状況だとしたら、俺だけのせいじゃない可能性もあるし、仕方がないことなのに「あんたのせいよ!」ってキレられたら泣いちゃう・・・![/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/悲しみ.png” name=”祐樹” type=”r”]そうだよね。寂しい、辛い、嫌だったことを伝える時は、なるべく冷静で素直に伝える方が、互いに落ち着いて話せるものだよ。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/09/うえの.png” name=”相談者” type=”l”]こうして例を言われたら、ネガティブな気持ちを伝えるのはちょっとコツというか、もう少し考えて言うようにしないとな・・・。[/voice] [voice icon=”https://sikioriori.net/ta/wp-content/uploads/2019/08/nigaoemaker.png” name=”祐樹” type=”r”]気持ちの面からも考えてみると、怒るのって体力も気力もいるし、怒りをぶつけることで相手との関係性が良くなるのはあまりないことだから、メリットがないことは避けてみよう~って考えるのはどうかな?
誰だって、自分を攻撃してくる人は嫌になるものだよ。
「叱る」と「怒る」をはき違えないようにね。[/voice]
また、今ご紹介した言葉の発し方については「非言語コミュニケーション」と呼ばれるものの一部なのですが、「愛される人はつくれる」ことを、お笑い芸人のオリエンタルラジオ中田敦彦さんが、面白く・楽しく・わかりやすくお話してくださっています。
今回の内容が含まれている後編の動画をご紹介しますが、お時間がございましたら是非こちらの動画の前編も併せてご覧いただければと思います。
名前を呼ぶこと、挨拶をすること、感謝を伝えること、そして笑顔とボディランゲージと非言語コミュニケーションを段階的に身に着けていくことだけでも、今より愛される自分になっていけることでしょう。
最初は動画の時間を見て長いな~と正直思ったのですが、編集も喋りも流石のクオリティで事あるごとに「あっちゃんカッコイイ~!」と改めて思いました(笑)
元ネタをご存じない方は、笑いたい時に「オリエンタルラジオ ネタ」や「RADIO FISH/PERFECT HUMAN」等で調べてみてくださいね!
ちなみに中田敦彦さんのこちらの自己啓発エッセイ本も、非常におすすめの一冊です。
最大の特徴は、他の論文や科学的な根拠から書かれている自己啓発本とは異なり、中田さんの人生経験をもとにお話されていることです。
図や文章が理解をし易いことは勿論のこと、多くの読者が前向きになれており、その考え方にヒントや解決の糸口を見つけております。
そしてやはりテンポが良く例えも上手いこと・・・!
こういう考え方もあるのか、こんな捉え方も有りなのかと、凝り固まった考え方を持つ人は気持ちが楽になるのではないでしょうか。
まとめ
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
今までの恋愛や今している恋愛について、少しでも良い方向に変えていけるヒントが浮かんだのであれば、私も嬉しく思います。
恋愛が上手くいかないことは、必ず過程があって原因があるものです。
あれもこれも自分が全部悪かった、相手が自分の理想通りじゃなかった、等とどちらか一方のせいにして終わるのではなく、視野を広く「~かもしれない」と見て、パートナーとしっかりコミュニケーションをとり、反省と試行錯誤を繰り返すことで、あの人もこの人も少しずつ恋愛の経験値を積んでいくのです。
[box class=”pink_box” title=”まとめ:上手くいかない恋愛を簡単に変える方法”]- 振り返りは大事!反省と分析をして試行錯誤をしていこう
(ながら作業でやらないこと。日記やメモ帳等へ箇条書きでOK!)
- ものごとの考え方の選択肢を増やそう
(「普通はこうだ。」「~あるべきだ。」「〇〇ならこうしてくれるだろう。」「自分がだめだから悪く思われたに違いない。」と決めつけず、「~かもしれない。」と見方を変えよう。)
- コミュニケーションを増やそう
(気持ちを伝える練習、声の大きさやトーン、言葉遣いや呼び方等伝え方の練習をしよう。)
[/box]最初から恋愛上手な人はほんの一握りで、誰しも少なからず失敗をし、反省・復習をして自身の魅力やスキルを磨いています。
貴方も、貴方の長所をより輝かせ、短所は少しずつ直していけるように「自分」と「自分の恋愛について」昨日より少しだけ気にかけてみてくださいね。