現在、放送中のTBSドラマ『陸王『』で、主演を務めている役所広司さん。
毎週、手に汗かく熱い演技で魅了されてしまいます。
役所広司さんと言えば、言わずと知れたベテラン俳優さんですが、今までどんなドラマに出演してきたのか。
役所広司さん出演のおすすめドラマをご案内します。
[ad#ad4]役所広司さんプロフィール
【報知映画賞】３度目の栄冠 役所広司、初の助演男優賞に「もうないだろうと思っていた」 https://t.co/JMY1qLwhIF #芸能ニュース #スポーツ新聞 pic.twitter.com/Bj1wENLFzj
— スポーツ報知 (@SportsHochi) November 28, 2017
本名 ： 橋本広司
生年月日 ： 1956年1月1日（61歳）
出身地 ： 長崎県諫早市
身長 ： 179㎝
血液型 ： AB型
大村市の長崎県立大村工業高等学校卒業後、上京して千代田市役所土木工事課に配属された。
友人に連れられて観劇した、仲代達矢主演の舞台「どん低」を観て、感銘を受けて俳優を志します。
200倍もの難関である、仲代達矢さんが主宰する俳優養成所「無名塾」の試験に見事合格。
役所広司の”役所”は、前職が役所務めてあったことと、「役どころが広くなる」ことを祈念して、仲代達矢さんが命名しました。
テレビドラマデビューは、NHK連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』。
その後は、主に時代劇で評価を得て来ました。
ですが、役所さんが主演するドラマや映画は、評価は高いのですが、ヒットに恵まれず、役所さん自身「低視聴率男です」とネタにしていたくらいです。
1996年「Shall we ダンス」が大ヒット。
更に、「シャブ極道」「眠る男」。
1997年「失楽園」「うなぎ」
と、この2年で20以上の映画賞を獲得することに。
いきなり、役所ブームが来たのです。
1996年から7年連続で、日本アカデミー賞の、優秀主演男優賞を受賞するなど、毎年の映画祭での常連となり、名実共に、日本を代表する俳優となりました。
その後、世界進出を果たし、海外でも高い演技力が認められ、賞を獲得しています。
役所広司さんが出演したドラマ一覧（抜粋）
大河ドラマ
1980年 獅子の時代
1981年 おんな太閤記
1983年 徳川家康
1986年 いのち
1994年 花の乱
連続テレビ小説
1980年 なっちゃんの写真館
1987年 チョッちゃん
1981年 着ながし奉行
1984年 宮本武蔵
1985年 親戚たち
1987年 モナリザたちの冒険
1987年 三匹が斬る！シリーズ
1989年 男たちの運動会
1990年 燃える剣
1990年 愛の世界
1990年 女王蜂
TBS時代劇スペシャル
1991年 武田信玄
1992年 平清盛
1994年 大忠臣蔵
1991年 朝日のあたる家
1991年 青春の門
1992年 悲しくてやりきれない
1992年 雀色時
1993年 冬の魔術師
1993年 八丁堀獲物ばなし
1993年 殺人の駒音
1996年 刑事追う
1997年 オトナの男
1998年 刑事クマさん
1998年 幽婚
1999年 刑事たちの夏
2000年 合言葉は勇気
2002年 砦なき者
2011年 初秋
2014年 おやじの背中
2017年 絆～走れ奇跡の子馬
2017年 OH LUCY！
2017年 陸王
役所広司さん出演のおすすめドラマ①「オトナの男」
役所広司さんと言えば、映画俳優のイメージがありますが、実はドラマでもたくさんのいい作品に出連しています。
その中で、選りすぐったおすすめドラマを、チョイスしてみました。
「オトナの男」は、役所広司さんには珍しいラブストーリーでした。
大手広告代理店に勤める水町大二郎（役所広司）は、会社の前でかつての同僚小田美幸（松本明子）に声をかけられます。
この2人は、以前恋人関係にありましたが、大二郎は美幸に振られていました。
美幸は別の男と結婚したのですが、離婚して、また以前の職場に戻ってきたのです。
一方、大二郎は仕事は出来る男ですが、40歳を目前にして、結婚どころか彼女もいません。
美幸に再会したことで、また美幸のことが好きになってしまいます。
ですが、何しろ、恋愛に関して持論があり、上手くいきません。
松本明子さんも以前は割と女優さんとして活躍されていました。
ただ、役所広司さんの相手役というのは、ちょっと無理があると言いますが、なかなかミスマッチだったと個人的には思います。
役所さんの女慣れしていない態度が、面白いおすすめなドラマです。
役所広司さん出演のおすすめドラマ②「合言葉は勇気」
三谷幸喜さん脚本のドラマなので、三谷ワールド全開のドラマでした。
暁仁太郎（役所広司）は、輝かしい経歴が一度あるだけの売れない役者。
山梨県富増村の役所に勤める大山忠志（香取慎吾）は、弁護士を探しています。
そんな時、大山は暁が弁護士役をやっているドラマを偶然見ます。
自然豊かな富増村に、産業廃棄処理場の建設を行うことになり、建設業者のフナムシ建設の顧問が大物だと言う理由で、誰も住民側の弁護士を引き受けてくれない状況にありました。
そこで、大山は住民側の弁護士として、演技をしてくれと暁に頼みます。
暁は結果、引き受けてしまいます。
最初は、弁護士役として関わるだけだったのが、いつしか本当に富増村を救おうと頑張り始めます。
そもそも、法律を知らない偽物の弁護士なのですから、考えれば無理なお願いだったのです。
ですが、弁護士に成りきってしまう役所さんの、一生懸命さが笑えます。
三谷幸喜さんは、同じ俳優さんを使う傾向がありますが、この作品で役所広司さんも、三谷ファミリー入りをしました。
[ad#ad5]役所広司さんの出演のおすすめドラマ③「おやじの背中」
オムニバス形式で放送された「おやじの背中」の第二話の「ウェディング・マッチ」で、役所広司さんと満島ひかりさんが共演しました。
ほとんど２人しか登場しないドラマでした。
元ボクサーの草輔（役所広司）と誠（満島ひかり）は、ボクシングでオリンピックを目指すために、子供の頃から二人三脚で頑張って来ました。
ところが草輔には、誠より若い恋人・有利沙（山本みずき）がいることが発覚。
今まで恋愛どころか、その他全てのものを封印し、犠牲にして、ボクシング一筋できた誠は激怒します。
草輔は有利沙を別れるのですが・・・。
草輔と誠のストーリーは、ほとんどボクシングジムの中の会話だけで進行していきます。
お二人の高い演技力が不自然さを感じさせませんでした。
役所広司さん出演のおすすめドラマ④「絆～走れ奇跡の子馬」
松下雅之（役所広司）は東日本大震災で亡くなった息子・拓馬（岡田将生）の意思を継いで、震災日に生まれた子馬・リヤンを競走馬に育てます。
リヤンを拓馬の生まれ変わりと思って、娘・将子（新垣結衣）と2人で大事に育てていきます。
一年経って、どこかの牧場に、リヤンを引き取ってもらいたいのだが、被災した馬をどこの牧場でも引き取ってもらえませんでした。
そこで雅之は、ボロボロになった自分の牧場を整備して、リヤンを育てることにしました。
母・佳世子（田中裕子）は、拓馬が命がけで救ったリヤンを、素直に受け入れることが出来ません。
ぞれぞれの置かれている状況や胸の内が描かれ、東日本大震災で傷ついた人々、亡くなった人々、残された者の、それぞれの立場を再認識した作品となりました。
役所広司さん出演のおすすめドラマ⑤現在放送中「陸王」
池井戸潤さん原作の「陸王」が、日曜劇場でドラマ化され、絶賛放送中ですが、今の段階でも大反響を呼んでいます。
役所広司さんはこはぜ屋の社長・宮沢紘一役を演じています。
ランニングシューズ開発に当たって、銀行からの融資を受けなければならない状況まで追い込まれたこはぜ屋。
そこで、ランニングシューズをアトランティスから契約を打ち切られた茂木選手（竹内涼真）に、履いてもらうと考えました。
怪我をして契約を打ち切ったアトランティスですが、陸王を履いていい成績を残した茂木を、再び取り戻そうとします。
幾つもの苦難を乗り越えて、こはぜ屋のランニングシューズは世に出て行きます。
初回から話題になった『陸王』。
役所さんが連ドラ主演するのは、もう何十年かぶりかという月日です。
ですが、役所さんの熱い、情熱的な演技は、勇気を与えてくれます。
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/jriQPE8vRZk” mode=”normal” /]まとめ
CMなどで見せるおちゃめな面もあり、演技派、実力派俳優として、デビュー以来ずっと第一線で活躍してこられた役所広司さん。
『陸王』で久しぶりに、連ドラ主演し、その演技が見るものの心をわしずかみにしてしています。
脇役でも主役でも行ける、映画、ドラマ界にはなくてはならない存在の役所さん。
『陸王』最終回まで、あと数話ですが、つい感情移入し「頑張れ！」と声にして応援したくなります。
最後の感動を役所さんはじめ、出演者の皆さまと共に、感じたいと思います。
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