2016年に放送されたおすすめ刑事ドラマ5選!

2016年は、「ドクターX」や「相棒」など、これまでの定番ものが安定した視聴率を勝ち取った一方で、「逃げる恥だが役に立つ」や「校閲ガール」など、これまでにない設定のドラマが出てくるなど、バラエティーに富んだラインナップが展開された一年となりました。

そんな中で2016年の刑事ものはどんな動きがあったのか、その一部を今回はご紹介致します。

こちらの記事では、2016年に放送されたおすすめ刑事ドラマを紹介していきます。

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おすすめ刑事ドラマ2016年その1『警視庁・捜査一課長』

 

主演・内藤剛志のドラマです。

内藤剛志演じる叩き上げの捜査一課長・大岩純一が、時に悩みながら、時に覚悟をもって事件解決にあたっていくドラマです。

事件現場に集めたそう捜査員に穴掘りを指示するなど、派手なところもなく誇張もなく、実直に事件を解決していくところがかえってリアリティーを高める、そんな魅力を持ったドラマです。

内藤剛志の他には、床嶋佳子 本田博太郎 金田明夫 斉藤由貴が出演しており、Season2からは田中圭も出演しています。

 

おすすめ刑事ドラマ2016年その2『スニッファー 嗅覚捜査官』

 

阿部 寛主演のドラマです。

コンサルタントであり、研ぎ澄まされた嗅覚を華岡信一郎が難事件を解決していくストーリーです。

刑事ものと言えば相方が常ですが、今回は、その相方刑事役である小向達郎を香川照之が演じています。

第一話の舞台は豪華客船、大物代議士のパーティーが行われるのですが、そこで華岡信一郎が不審な人物を嗅ぎ当てていきます。

その他の出演者は.井川遥、板谷由夏、野間口徹、吉行和子などです。

そして、毎回ゲスト出演者が犯人役などで登場します。

ベテラン俳優が名を連ねているだけあって、安心して上質なドラマの世界に浸ることが出来るといった感じです。

また、ドラマの中で流れる、ジャズテイストな音楽もドラマの雰囲気に花を添えています。

おすすめ刑事ドラマ2016年その3『ディアスポリス異邦警察』

 

松田翔太主演のドラマです。

東京に密入国をしている外国人は後を絶ちませんが、時として弱い立場に追いやられるそんな外国人の為だけの秘密の自治社会があるという、このドラマでは、それまでなかった世界が描かれています。

そこには役所や病院もあり、そして警察もあります。そんなアンダーグラウンドな世界で、活躍する松田翔太演じる裏警察官・久保塚早紀の活躍を描いたドラマです。

松田翔太がエキゾチックでアンダーグラウンド感漂う演技を展開しており、さすがといった感じです。

松田翔太の他は、浜野謙太、柳沢慎吾、マリーなどが出演しています。

 

おすすめ刑事ドラマ2016年その4『逃げる女』

 

水野美主演のドラマです。

8年前のこと、養護施設で児童殺害事件がおきました。

発見したのは、その養護施設に勤務していた水野美紀演じる西脇梨江子でした。

その後、西脇梨江子は、警察の執拗な取り調べや、田畑智子演じる親友・川瀬あずみが嘘の証言をしたことによって、投獄されてしまいます。

8年後に釈放されました。

再審が認められたことによるものです。西脇梨江子は釈放されるのですが、世間の見方はそう簡単には変わってくれず、殺人犯の汚名を拭い去ることはなかなかできないでいました。

当然、西脇梨江子の家族もその影響を受けざるを得ませんでした。

そこで、西脇梨江子は旅に出ます。かつて自分を貶めた親友・川瀬あずみを見つけたかったのです。

しかし、その旅の途中で仲里依紗演じる谷口美緒と出会います。谷口美緒はある時は梨江子を守ったり、梨江子の行く先々へとついて回ったりと、奇妙としか言いようのない行動を繰り返します。

そんな谷口美緒にも過去があるようですが・・・。精神的に不安定な谷口美緒を演じる仲里依紗が好演しています。

そしてこの好演に引きずられて事件の真相が闇に入っていくところもこのドラマの魅力と言えるでしょう。

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おすすめ刑事ドラマ2016年その5『LUCIFER/ルシファールシファー』

 

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「神」と「刑事」がタッグを組む、アメリカで放送されたドラマです。

地獄の王であった、トム・エリス演じるルシファー・モーニングスターは日々の暮らしに退屈していました。

そこでルシファーは、天使の街ロサンゼルスに拠点を移し、 ロサンゼルス市警の女刑事、ローレン·ジャーマン演じるクロエ·デッカーと組んで犯罪者を捕まえる。

さすが地獄の王だけあり、人間の闇の部分にも精通し、かつイケメンでセクシーな魅力にあふれたルシファー、巧みな方法で秘密を告白させることができます。

そんなルシファーとタッグを組むことで、クロエは事件を解決していきます

このドラマの魅力は、まずはとにもかくにもルシファー演じるトム・エリスのカッコよさ。

日本のドラマではすっかり退化してしまった感が否めないセクシーさ、エロスを前面に出しているところでしょうか。

スマートに女性に迫るあたり、やっぱりこういう感じもいいよね、と思わず感じてしまいます。

その他の細かい設定もなかなかいいです。

ひとつはこのドラマとなっている、ロサンゼルスですが、英語で綴りでは、「Los Angeles」となり、「Angel」、つまり天使という意味が含まれますが、地獄の王が天使の街に舞い降りるという粋な設定になっているのです。

また、ルシファーは、高級ナイトクラブを経営する設定になっています。

そして、そのナイトクラブの名は、LUX「ラックス」といいます。 実は「ラックス」は「光」の意味をラテン語なのです。

街に「光」をもたらすのが、今回のルシファーの設定です。

そのように考えていくと、ナイトクラブの名前一つとっても手を抜いていないなーという感じが伝わってきます。

さらに、地獄の世界で、クロエと親友で、若い女性の姿になっているレスリー=アン・ブラント演じるマジキーンの存在もこのドラマに花を添えています。

一見突拍子もない設定ですが、色々と楽しめるドラマに仕上がっています。

 

おすすめ刑事ドラマ2016年まとめ

 

いかがでしょうか。

いみじくもドラマ全体の傾向と同様に、定番系の、コンサバティブな流れをくむドラマと、「ディアスポリス異邦警察」や「LUCIFER/ルシファールシファー」のような、これまでにはないドラマが出てきたような印象を持ちましたが、皆様はどうお感じになったでしょうか。

定番のドラマは役者陣もしっかりしており、落としどころもある程度想定がつくことから安心してその世界に入っていける、そんな良さがありますが、それだけではやはりつまらない、新しいものも欲しいといったところでちょうどいいドラマが出てきたと言えるのではないでしょうか。

今後も期待したいところです。

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