ドラマを選ぶ基準はどんなものがあるでしょう?
私は結構気分によって見たいジャンルが変わっていきます。
特に疲れている時や暇な時にギャグやお笑いがあるドラマを見たいと感じます。
今回は、そんなギャグ・お笑いシーンがふんだんに入ったおすすめのドラマをご紹介します。
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おすすめギャグ・お笑いドラマその1『あまちゃん』
2013年に、NHKで放送されたドラマです。
宮藤官九郎脚本、ヒロインはのんです。
のん演じる女子高生アキが、夏休みに母の実家がある北三陸に行きます。
北三陸はドラマ上設定された仮の街です。都会の高校でうまくいかないアキは、祖母が海女として働く姿を見て、自分も海女になることを目指します。
そうこうしているうちに、ひょんなことから人気を得て地元のアイドルになり東京に行きと、物語は目まぐるしく展開していきます。
どの出演者もいい味を出していますが、ギャグという意味ではアキの母役を演じる小泉今日子さんと、アキがアイドル活動時代に敏腕プロデューサーとして登場する古田新太さんでしょう。
小泉今日子さんが、1980年代ツッパリの雰囲気そのままにアキに近づく男に凄んで見せるところは、「本物感」満載です。
古田新太さんも所々でギャグをかましていますが、そのギャグがおかしすぎて他の出演者が笑いをこらえきれなくなってしまうこともありました。
そんなギャグももちろん見どころですが、主人公のアキ同様、他の出演者の人生も目まぐるしく変わります。
潜水士目指して上京したのにすし職人になったアキの憧れの先輩がいたり、アキとアイドル活動していたのにちょっと不良になりかけた友達などいろいろです。
でもそれが人生なんじゃないかなーとも思ってしまうところもあったりします。
他の出演者は、宮本信子さん、渡辺えり子さん、杉本哲太さん、薬師丸ひろ子さん、福士蒼汰さん、でんでんさん、美保純さん、片桐はいりさん、蟹江敬三さん、尾美としのりさん、小池徹平さん、平泉成さん、有村 架純さんらが出演しています。
おすすめギャグ・お笑いドラマその2『ごめんね青春』
2014年に、TBSで放送されたドラマです。宮藤官九郎脚本で、主演は錦戸亮さんです。
静岡県三島市には二つの隣り合う高校がありました。
一方が仏教系男子校・東高で、もう一方が、カトリック系で勉強もできる女子校・三女高校です。
普段から仲の悪い両校ですが、経営難の問題があり、両校は合併することになります。錦戸亮さん演じる原平助は、東校で教師をしていますが、合併を機に試験的に作られることになった共学クラスの受け持つことになります。
実は平助には人には言えない秘密をずっと抱えながら教職を務めているのが、そんな平助がクラスをまとめながら、マラソン大会や合同文化祭の成功に向け奮闘していきます。
このドラマも、あちこちに細かいギャグがちりばめられており笑いながら見られるドラマになっています。
また、このドラマの大きなテーマとして、自分にはないものを受け入れるダイバーシティ的なものがあるのですが、対立関係にある両校の生徒や教師が色々なものを乗り越えていくところは、他者を排斥する風潮が強い今の時代にあっては考えさせられるところも多いと言えるでしょう。
おすすめギャグ・お笑いドラマその3『ゆとりですが何か』
2016年に、日本テレビの『日曜ドラマ』で放送されました。
主演は岡田将生さんです。
ゆとり世代である3人とその周囲の人々が繰り広げるドラマです。
その3人とは、居酒屋チェーンに出向された坂間正和、小学校教師の山路一豊、客引きをやっている道上まりぶです。
ギャグという意味では、まりぶの破天荒な行動が周囲を驚かすあたりが面白いのですが、もう一つとしては、安藤サクラさんの演技です。
安藤サクラさんは、坂間正和の恋人役で、坂間の居酒屋チェーンの親会社で店舗統括責任者の任を担っていいますが、ある時、坂間が担当する店で人が足りず、安藤サクラさんが店を手伝います。
その様子がとても板についていて、ギャグというのではないかもしれませんが、思わず笑ってしまう一コマです。
こちらも脚本は宮藤官九郎です。
岡田将生以外の「ゆとり」を演じているのは、松坂桃李さんと柳楽優弥さんです。
おすすめギャグ・お笑いドラマその4『心がポキッとね』
2015年にフジテレビで放送されたドラマです。脚本岡田惠和で、 主な出演者はさん、水原希子さん、藤木直人さん、山口智子さんらです。
阿部サダヲさん演じる小島春太は、大手企業で敏腕を振るっていた過去を持っていますが、働き過ぎがたたってその会社を辞めてしまいます。
ホームレス状態だった春太は、アンティーク家具店オーナーの、藤木直人さん演じる大竹心に拾われ、大竹の会社でなるべく人目を避け、心の平安だけを願いながら家具を修理する仕事をひっそりとしていました。
しかし、大竹心の恋人はかつての春太の妻、山口智子さん演じる鴨田静だったのです。
複雑な関係の中、いやが応にもお互いは接点を持ち、様々な騒動が始まります。
ギャグという点では、山口智子さんの、トレンディードラマの雰囲気を引きずりながら、ものすごい迫力でまくしたてる演技が面白く、そして圧巻です。
時には7分ぐらい喋り捲るシーンもあり、演技にも苦労したとか。
なんだかんだ言っても最後は頑張っていこうと思えるドラマです。
[ad#ad5]おすすめギャグ・お笑いドラマその5『最後から二番目の恋』
2012年にフジテレビ「木曜劇場」で放送されました。
脚本は岡田惠和、主演は小泉今日子さんと中井貴一さんです。小泉今日子さん演じる45歳独身の吉野千明はテレビ業界でバリバリと活躍するキャリアウーマンですが、仕事に疲れたところもあって、気分一新鎌倉に古民家に引っ越します。
そこで、中井貴一さん演じる長倉和平やその一家と出会います。
千明は平穏にのんびり暮らすはずでしたが、長倉家一家と接点を持ったことから、そうもいかなくなってきます。
千明は派手な世界で活躍するキャリアウーマンですが、和平は市役所で堅実に生きていこうとする役人で、ことごとく意見がぶつかり合うのですが、ギャグという意味では、その掛け合いが面白いですね。
千明がちょっとやんちゃなトーンで突っかかるのですが、それを受ける和平も、普段は覆い隠している本心をぶつけてしまうのです。
その本心の部分が面白くもあり、共感する部分もあります。
また、千明が同じように働いている友達二人と食事やお酒を飲みに行くシーンが随所に出てきますが、ギャグという点では、このシーンも見どころと言えるでしょう。
全体的には、大人の笑いが楽しめるドラマです。
おすすめギャグ・お笑い・お笑いドラマその6『カンナさーん』
2017年に、TBSで放送されたドラマです。
主演は渡辺直美さんです。
渡辺直美さん演じる鈴木カンナは、ファッションデザイナーとして働いていますが、そのデザインは斬新すぎて時として周囲からも理解されず、職場では脱線気味になることもしばしば。
そんなカンナに夫の浮気、姑とのバトル、新たな恋の予感と様々な出来事が起こりますが、それらを明るく乗り越えていくカンナの姿を描いたドラマです。
ギャグとしては、お笑い芸人渡辺直美さんのちょっとしたしぐさや、疲れたらスイッチが切れて急に寝てしまったりするところ、顔芸などが笑えるところです。
そして、思ったことは何でもすぐに挑戦し、時には工事現場で働いたりもするのですが、その姿もおかしく、でも前向きに頑張っていかなきゃと思わせるようなところでもあります。
前向き感満載のドラマと言っていいでしょう。
おすすめギャグ・お笑いドラマその7『未来講師めぐる』
2008年に、テレビ朝日で放送されたドラマです。宮藤官九郎脚本で、主演は深田恭子さんです。
深田恭子さん演じる吉田めぐるは、塾で英語教師をしていますが、24歳の誕生日、自分が満腹になると他人の20年後の姿が見えるという力を身に着けてしまいます。
強烈なギャグの後に、ほろっとくるいい話がセットになっている、クドカン節が満載のドラマです。
その他の出演者としては、勝地涼さん、黒川智花さん、武田真治さん、正名僕蔵さん、星野源さん、田口浩正さん、船越英一郎さん、地井武男さんらがいいます。
おすすめギャグドラマまとめ
いかがでしたでしょうか。
宮藤官九郎さん、岡田恵和さん脚本のドラマは面白いものが多いですよね。
ドラマが良いのは、単に面白いというだけではなく、その後に共感できるところがあったり、前向きな力をもらったりできるようなところではないでしょうか。
是非今回紹介したドラマもチェックしてみて下さい!
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